ニューノーマル時代の電車通勤を「前持ち系リュック」が快適にしてくれました

コロナ禍で働き方が大きく変わったと言われていますが、ちょっと待った。たしかに在宅勤務になった人もいるけれど、実は多くの人が以前と変わらず日々出社していることは、朝の通勤ラッシュを見れば一目瞭然。

とはいえ、通勤風景がさほど変わらない中でも、変わったこともあるのは事実。人との接触や衛生面に対する意識の変化はもちろんのこと、対面ではなくオンラインで行う業務が増えたり、時差通勤するようになったりと、仕事上でも変化があった人は多いのでは。

外出自粛期間は在宅勤務だったが今は毎日出社しているというある男性は、出社再開直後に仕事カバンを変えたそうです。そこには、ニューノーマルな時代ならではの理由がありました。

 

■使って分かった快適さ

コロナ前の仕事カバンは薄マチのブリーフケースだったけど、再び出社するようになった時に、一気に荷物が増えた。以前はタブレットと最低限の仕事の資料ぐらいしかなかったのに、いつ状況が変わっても対応できるようにって、会社で使っている15.6インチの大きなノートPCを毎日持ち帰ることになったんだ。でもそもそも持ち歩きを想定したPCではないから重い。それに仕事に必要な資料一式もってなったし…。

これはさすがに薄マチブリーフでは無理!となり、カバンを探しに行ったんだけど、その時に見つけたのがace.の「ガジェタブル WR」B4ファイル/15.6インチPC対応モデル。これに変えてから、毎日の通勤がすごく快適になったんだ。

▼決め手① 前持ちしやすい

なんと言っても、前持ちも想定して作られているというところがポイント。電車内で背負ったままは、当然だけど周りに迷惑だからね。

そして前持ち時に使いやすい。上に付いたポケットがとにかく便利。スマホやイヤホンなど、よく出し入れするものを入れてるんだけど、このポケット結構容量があるから入れたものを見つけやすくて、しかも目の前だから取り出しやすい。

もちろん混雑が激しくなってきた時は手持ちに変更。

手持ちしてみると、これが想像以上に持ちやすい! 荷物はかなり重いのに、重さをさほど感じないというか。ハンドルのつくりやサイズ感がいいからなのかも。こういうところ、地味にうれしい。それにショルダーストラップは背面に簡単に収納できるから、ブラブラが気になる時はサッとしまえる。横のハンドルを持てばブリーフのように使えるのもイイ。

こんなご時世だから、やっぱりカバンは床に置きたくないし。だからこそ手持ちでストレスを感じないのは助かる!

▼決め手② 約10cmの薄マチ設計

前持ちでも、背負っても、野暮ったく見えないスリムさも選んだ理由のひとつ。実は前持ちしてみて気付いたんだけど、薄いから足元が見やすいんだよね。電車を降りる時とか、たくさんの人がいる中で足元を確認できるって大きい。

もちろん背負った時もスマート。スーツの時も、ジャケパンのようなカジュアルの時も違和感なし。とても15.6インチのPCが入っているとは思えない。しかも、つくりがしっかりしているから荷物が少ない時に型崩れしない。たまにリュックがクシャッとなっている人を見掛けるけど、あまりかっこいいものではないなーと思っていたから。あとスリムだと、コンビニとか本屋でも邪魔になりにくいんだよね。

サイドにあるポケットもかなりイイ。買い物の会計時や、会社に到着して入館証を出したい時、片方のショルダーストラップを外してクルッと前に回せば、目の前にポケットが来る。使うシーンを考えて作られてるよね。

▼決め手③ 中の使い勝手がバツグン!

内部は大きく2つの収納スペースに分かれている。背面側はPC用スペース。ファスナーが横と上の2辺にまたがって付けられているから、カバンが縦でも横でも取り出せる。

メイン収納部はガバッと大きく開くようになっていて、側面マチ部分の面ファスナーを外せば180度にだって開ける。片側にある筒状の部分は、500mlのペットボトルが余裕で入るサイズで、内側は吸水速乾メッシュ素材。だから大きめの折りたたみ傘だって問題なし。しかもここ、メイン収納部を開けなくても横のファスナーを開いて出し入れできるんだ。飲み物や折りたたみ傘を手軽に出し入れできるって大事。

ケーブルとかPCのACアダプター、モバイルバッテリーといったカバンの中でごちゃつきがちなPC周りのアクセサリーは、メイン収納部前側に付いているメッシュポケットに。伸縮性がある大きめポケットは、入れやすいし中で飛び出る心配もなし。

お店でこのカバンを手に取って、いろいろ開けたりしてみた時に「あ、ここにはアレが入れられるな。こっちはアレだな」とすぐにイメージできたんだ。そして実際に、そのとおりに使ってる。細かく仕分けできるカバンもあるけど、細かすぎるのはそれはそれで大変だし、ある程度ざっくりの方が実は使い勝手がいい気がする。これは性格かもしれないけど(笑)。でも、この“ちょうどいい”感じが、使い勝手の良さにつながっていることは間違いない。

▼決め手④ 出張も雨の日も問題なし!

他にも、あるとうれしい機能がしっかり付いているところもポイント。そのひとつが、スーツケースに取り付けられること。背面側がスーツケースのハンドルを通せるようになっている。これは出張時にはなくてはならない機能。ショルダーストラップはキレイに収納できるから、通しやすいし見た目もキレイ。このあたりは長年スーツケースを手掛けるエースならではだよね。

そして外せない耐水仕様。急に降り出した時だけじゃなく、傘を差していたとしてもどうしても雨は当たる。だから、この機能は絶対欲しかった。しかも、使い始めて分かったんだけど、前持ちって雨の時もメリットがあるんだ。

普段持ち歩いているのは折りたたみ傘。するとリュックの場合は、意識して後ろ寄りに傘を差しても、どうしても雨があたってしまう。これが前持ちすると、ちょうど傘の真ん中ぐらいにカバンが来て、ほとんど濡らさずに済む。買う前は考えてもいなかったけど、やってみて「これはイイ」って、ちょっと感動。

背面やショルダーストラップの内側がメッシュになっている点も、暑い季節には助かるし、そもそもショルダーストラップのつくりがいいからか、背負った時に重さをそんなに感じない。買った時はサイズ感と前持ちしやすさばかり見ていたけど、実はよく考えられたリュックだってことに使ってみて気が付いた。使い始めても不満を感じないカバンって初めてかも。

*  *  *

コロナによって衛生意識の変化だけでなく、毎日のPC持ち帰りなど仕事上でもいろいろ変化が現れた人は多いかもしれません。荷物が変われば、それに合わせてカバンも変えてみる。それだけでも通勤や移動時の快適さは大きく変わります。

通勤マナーを考慮したスクエアリュック「ガジェタブル WR」。前持ちしやすさに注目してしまいがちですが、年代やスタイルを問わず使えるベーシックでスタイリッシュなデザインや、使いやすさを考え抜いた内装、そして背負い心地の良さ。ビジネスシーンを快適にしてくれる、そして日々の不満を解消してくれるカバンであることは間違いありません。

>> ace.「ガジェタブル WR」

<リュック小>A4ファイル/13.3インチPC対応モデル:1万8700円
<リュック中>B4クリアファイル/15インチPC対応モデル:2万900円
<リュック大>B4ファイル/15.6インチPC対応モデル:2万2000円
<3WAY小>B4ファイル/15インチPC対応モデル:2万3100円
<3WAY大>B4ファイル/15.6インチPC対応モデル:2万4200円
(※カラーはいずれもブラックとネイビーの2色展開。太字は撮影使用モデル)

 

<文/円道秀和(&GP) 写真/田口陽介 スタイリング/宇田川雄一 モデル/鶴田祐也>

[撮影協力]VAIO、京王電鉄 [衣装]オリヒカのジャケット/1万9800円、スラックス/4290円(ORIHICA池袋東口店)

 

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