【ランクル プラド試乗】新世代ディーゼルで魅力再燃。驚異の走破力は健在

三菱「パジェロ」がモデルチェンジさえ危ぶまれる状況なのに対し、トヨタの「ランドクルーザー プラド」は新世代のディーゼルエンジンを搭載し、ますますラインナップを充実させています。

両車はライバル、というより、1980〜90年代にかけては、人気のパジェロをプラド(と「ハイラックス サーフ」)が追いかけるという図式でしたから、随分と明暗が分かれたものです。かつてのスキーブームに想いをはせながら、寂しく感じるパジェロオーナー、元オーナーの方も多いのではないでしょうか?

といっても、いまや頑丈なフレーム付きボディを持つ“クロカン4駆”というジャンル自体、日本ではすっかりマイナーなカテゴリーとなってしまいましたから、プラドも安閑とはしていられません。

それもあってか、トヨタは4世代目となる現行プラドの登場6年目にして、2.75リッターの直4ディーゼルターボ(177馬力/45.9kg-m)を載せたモデルを追加してきました。

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