脱内燃機関が叫ばれる今、マツダ「CX-60」が3.3リッター6気筒ディーゼルエンジンを搭載した理由とこだわり

プロダクトって、作り手のこだわりを感じるとうれしいものです。クルマもしかり。大量生産の工業製品だから、個性なんてないんじゃない、って思われるかもですが、例えばマツダが発表したラージサイズ商品群のSUV「CX-60」は、こだわりが詰まったようなクルマです。

こだわりってなんだろう。私なりの結論は、見識だと思っています。作り手の世界観が反映されていること。例えば今回では、カーボンニュートラルに対するマツダの考えが表れています。

二酸化炭素ゼロ社会を目指すといっても、いきなりすべてのクルマをピュアEVにはできない、ってマツダでははっきり言います。

バッテリーの供給にはじまり、生産設備、充電インフラ、さらに2トンを超える重量級のEVを受け入れる駐車場などの社会インフラにいたるまで。たとえば明日から急に、すべての車両がEVになったら…世のなか大混乱でしょう。

ピュアEVも手がけているマツダですが、CX-60の開発陣が考えたのは、走行距離あたりのCO2をできるだけ減らすこと。つまり現状では、燃費にすぐれるパワートレインも社会に貢献できると、技術開発を進めたといいます。

【次ページ】3.3リッター直列6気筒ディーゼルエンジンを搭載

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