ホンダ「EM1 e:」に試乗して見えてきた電動バイクの可能性と普及の課題

クルマに比べて電動化が遅れていたバイクですが、ここに来て国産メーカーからも電動モデルのリリースが続いています。なかでもホンダは、2025年までに10車種以上の電動バイクを導入することを発表しており、8月24日からは原付一種の電動スクーター「EM1 e:(イーエムワン イー)」を発売。その「EM1 e:」に試乗することができたので、その性能と可能性についてレポートします。

 

■ホンダとしては初の一般向け電動バイク

「EM1 e:」の特徴のひとつは、「Honda Mobile Power Pack e:」(以下、モバイルパワーパック)と呼ばれる交換式のバッテリーを動力用電源として採用していること。この「モバイルパワーパック」を採用することで、バッテリーを取り外して自宅に持ち込んで充電することができます。

これまでもホンダは電動バイクをリリースしてきましたが、従来の電動バイクはリース販売というかたちをとっていました。その理由は、使用済みバッテリーの回収や管理を自社で行うため。「EM1 e:」が一般ユーザー向けに販売されるようになったのは、使用済み「モバイルパワーパック」の回収とリユースのスキームを構築できたことが大きな要因です。

このスキームが構築できたことで、これまでリース販売に限定されていた同社の電動モデル「ベンリィe:」「ジャイロe:」「ジャイロキャノピーe:」の3車種も一般販売がスタートしました。

 

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