■プロテクターの堅牢性がたまらなくかっこいい
▲クルマの“鹿よけ”みたいな魅力がある
さて、筆者が今回なぜこのモデルを選んだのか、もうひとつ大きな理由があります。それはこのプロテクターが付いているということ。ただでさえタフで武骨なG-SHOCKですが、その雰囲気がさらに向上しています。そしてこのプロテクターは同じシリーズでも付いていたり付いていなかったりする、気まぐれな存在でもあります。
気まぐれ、と言うのは長年G-SHOCKを見続けてきましたが付属するタイミングの法則が特に見られないからです。“あ、今回はたまたま付いているのね”と、見つけるとラッキーな気持ちになります(もしかしたらカシオ的には何かあるのかもしれませんが)。
この同じシリーズでも付いていたり付いていなかったりする、というところが個人的には遊び心を感じるポイントです。今回たまたまオールブラックの腕時計が欲しいと思っていて、そしてたまたまプロテクターが付いていた…。運命を感じずにはいられません。
▲商品タグの裏にはわかりやすく機能をアイコンで表記。電池はなんと約10年も持つ
そして気になる機能面ですが、個人的に気に入っている点をピックアップしていきましょう。
▲向かって左上が都市名(写真はニューヨーク)
まずは世界29タイムゾーン(48都市)のワールドタイムに対応している点。5月末に韓国に行く予定があるため、この機能は非常に嬉しいなと。ボタンひとつで簡単に切り替えられるので操作性も良好です。
▲青っぽい光がかっこいい
そしてもうひとつがオートELバックライト機能。こちらは腕時計に向かって右上のボタンを約3秒長押しすることでオン・オフが可能で、オンにした状態で手首を約40度傾けると自動でバックライトが点いてくれるというもの。暗所ではボタンも見えづらいですし、地味に役立つ機能ではないでしょうか。
▲着用するとこんな感じ。筆者の腕は細めですが程良いサイズ感に思えます
他にも耐衝撃機能はもちろん、20気圧防水やストップウォッチ機能などさまざまな機能が搭載されています。ケースサイズはH46.8×W43.2mm。数字で見ると少し大きく感じるかもしれませんが、写真の通り大きすぎず小さすぎず、日本人の腕にハマりやすいサイズ感だと思います。
▲これから長く愛用したい、まさに相棒と呼ぶにふさわしい1本
G-SHOCKはホワイトやシルバーなどしか持っていなかったため、今回初のブラックを手にしたわけですが、腕元を引き締める良き相棒となってくれる予感がしています。特に暖かい時季は白系のトップスを着用する人が多いと思いますが、そんなときにキリッとした雰囲気をプラスしてくれる存在となってくれるでしょう。もちろん、オールブラックの着こなしに合わせても、よりクールなイメージにしてくれるでしょうし、存在感はあるもののシンプルなデザインなので、ストリートな着こなしにもきれいめな着こなしにも難なくマッチするはず。
今回、改めてG-SHOCKの誕生についても触れましたが、その歴史を知ることでより愛着が湧くものだと個人的には思います。この「DW-D5600P-1JF」はG-SHOCKらしいタフネスさ溢れるルックスですし、ブランドのエスプリを存分に味わえる珠玉の1本と言えるでしょう。
皆さんの腕時計選びの参考に少しでも役立てれば幸いです。
>> G-SHOCK
<取材・文/手柴太一(&GP)>
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