【ワークマン】【ワークランド】1本1000~3000円台のニッカポッカ。ファッションアイテムとなり得るか?

■穿いた印象としては“動きやすいワイドテーパードスラックス”

▲「白狼 ショートニッカ」(1280円)

まず試してみたのは4本中唯一の“ショートニッカ”タイプ。見てください、全然作業服感ありませんよね。もう1本目からアリだなと思いました。ショートと言われるだけあってくるぶし丈くらいのレングスがちょうど良く、ゆるさも今っぽい感じです。

▲ややマットな質感

質感としてはツルッとしつつも光沢は抑えた仕様。これは共通して言えることですが太めのシルエットということもあり、汗をかいてもベタベタとパンツが纏わりつかないのが良いですね。

▲「三段鳶 ニッカー」(1280円)

2本目は「三段鳶 ニッカー」。ここからフルレングスタイプです。ショートと比べてゆるさが増しています。ニッカポッカがなぜゆるいかと言うと、はためき方で風の強さを見ているのだとか。強風による事故を防ぐ目的があるようです。

▲4本中最も光沢感やツルンと感が強い

こちらの生地感は1番ツルツルとしていました。テロっとした感じは涼しげでこれからの季節にうってつけかもしれません。

▲「白狼 加工糸ニッカ」(1280円)

3本目は1本目と同じメーカーのロング丈バージョン。ダボッとしつつもだらしなく見えないのは尾錠付きの裾のおかげでしょう。良い仕事しています。

▲質感はマット寄り

生地は1本目のショートニッカと似たような感じ。2本目よりはマットな感じなので、落ち着いた表情を湛えています。少し大人っぽさが欲しい人は2本目よりはこちらを選ぶと良いでしょう。

▲「寅壱 ニッカズボン」(3150円)

最後はセレクトショップとコラボを実現するなど最もファッションのイメージが強い寅壱のニッカポッカ。個人的に最も気に入ったのはこちらでした。写真ではお伝えしづらいですが、シルエットが好みだったんですよね。

▲ハリが最も強い、マット寄りな生地感

生地は4本の中で最もハリのある感じ。光沢は控えめで上品な印象です。今回はローカットのスニーカーに合わせましたが、ミドルカットのモノやハイテクスニーカー、ダッドシューズ系などとも相性が良さそうです。

今回、鳶職人ご用達のニッカポッカ4本を実際に試してみたわけですが、思った以上にファッションアイテムとしてアリでした。作業服ということもあり動きやすいうえに穿き心地も良好ですし、何より1本1本が安い。非常にコスパが高いアイテムだと言えます。4本共通してポリエステルなので洗濯後の乾きも早そうですし、これからの季節のワードローブに1本足してみてはいかがでしょうか? 皆さんのパンツ選びの参考になれば幸いです。

>> ワークマン

>> ワークランド

<取材・文/手柴太一(&GP)>

 

【関連記事】

◆ワークマンの夏向けアイテムで暑さ対策!ひんやり嬉しい注目ウエア5選
◆ワークマンの「履くだけで腰がラクになる」パンツって実際どう?使用感をチェックしてみた!
◆この中に1000円台もあるよ!コスパを“超えた”ワークマンの最新&注目スニーカー5選

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする