【アウトドア銘品図鑑】
軽い、パッキンなしなのに漏れない、丈夫、-20℃から100℃までという幅広い温度に対応する「ナルゲンボトル」は、アウトドアの人気者。なかでも容量1.0Lの広口モデルは夏の水分補給にぴったりです。
この「ナルゲンボトル」に取り付ける、飲み口を小さくする内蓋と茶こしが合体したアクセサリー「ドリンクスパウト ウィズ フィルター」(2090円)があるって知ってました?
「ドリンクスパウト ウィズ フィルター」はナルゲンブランドではありませんが、長くナルゲンを扱っている輸入代理店「ハイマウント」が開発。8月末にデビューしました。
8月も終わりですがまだまだ猛暑が続き、ウォーキングやキャンプはもちろん、ちょっとした街歩きに出るだけで汗だくになるわけで、ボトル類は手放せません。さっそくサンプルを取り寄せて使い勝手を試してきました。
■40g以下で重量アップを感じない
「ドリンクスパウト ウィズ フィルター」はごく薄いステンレスメッシュの茶こしと、ポリプロピレン製の飲み口(=スパウト)からなります。
▲φ53×189mm、約39g
手にすると拍子抜けする軽さ。飲み口の耐熱温度は120℃なので食洗機に対応します。
ただし、耐冷温度は0℃。そんな機会はまずありませんが、装着した「ナルゲンボトル」ごと冷凍庫に入れるのはNG。
▲飲み口が茶こしのフタになる
ステンレスメッシュの茶こしのフタが飲み口という構造です。
「ナルゲンボトル」に茶こしを載せてお茶を抽出し、そのまま持ち歩くスタイルが人気ですが、市販の茶こしを載せたままではフタが閉まらず水出しには不向き。
「ドリンクスパウト ウィズ フィルター」ならフタができるので、出かける前にお茶をセットしてクーラーボックスに保管し、キャンプ場で水出し茶を飲んですっきりリフレッシュなんてことが可能です。
またボトルの中に落とし込む茶こしもありますが、「ドリンクスパウト ウィズ フィルター」はボトルを斜めにしてもボトルの壁面にぶつかることがありません。
そうそうキズがつくことはないと思うけれど、内側の小さなこすれキズはやはり衛生的に不安。そういう意味でもベストなアクセサリーなんです。
それに、「ナルゲンボトル」のフタがきっちり閉まるから、冷蔵庫やクーラーボックスがいっぱいで横倒しにするしかないような時でも大丈夫。中に入れたお茶が漏れることはありません。コレ、便利。
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