ローファースニーカーにそろそろ飽きてきた人に。今後はまた別タイプのレザースニーカーが流行りそう

<GoodsPress Web編集部員が買ってみた!使ってみた!>

2025年のスニーカートレンドで最大のトピックはローファータイプのスニーカーではないでしょうか。ナイキやニューバランス、キーン、コンバースなどスポーツブランドやアスレチックブランド、アウトドアブランドまで実にさまざまなブランドから登場し、注目されました。

しかしながらそのブームは少し落ち着いてきたように思えます。それでは次に来るのは一体どのようなアイテムなのでしょうか? 個人的にはローファースニーカーの流れから、さまざまなタイプのレザーシューズをベースとしたスニーカーが登場しそうな気がしています。

例えば、今回買ってみたコンバース「オールスター チャンク MS OX」のようなアイテムです。

▲コンバース「オールスター チャンク MS OX」(1万3200円)

こちらはデッキシューズをモチーフにした1990年代のアーカイブ「マリンスター」がデザインソースとなった1足。履き口を囲むようなシューレースや、U字のモカシン縫いを施したアッパーなどデッキシューズによく見られるディテールが特徴的です。

▲U字のアッパー

素材はシンセティックレザーを採用。比較的水にも強く、扱いやすいというメリットがあります。マットな質感のため落ち着いた表情ですが、よく見るとつま先には「オールスター」らしいラバーのあしらいが。上品さの中にもどこかアクティブさが感じられるのは、こういった細かい部分が地味に利いているからでしょう。

厚みのあるラグソールは脚長効果が得られるだけではなく、「オールスター」のパターンを踏襲した凹凸があるソールのため滑りにくくなっています。悪天候で滑りやすくなった路面などでも活躍してくれるだろうと期待しています。

【次ページ】ディテールに“らしさ”が詰まっています

この記事のタイトルとURLをコピーする