味や使い勝手にプラスαを加えた自動調理鍋6選【GoodsPress Award 2021】

【GoodsPress Award 2021】

昨年から人気が高まっている自動調理鍋は、今年に入ってより便利に進化したモデルが登場。その中でもシロカの「おうちシェフPRO」は、基本的な調理機能をブラッシュアップさせつつ、価格も手頃で、高い評価を集めている。

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■おうちシェフPROの圧力制御が“放ったらかし”の味を進化させた

昨年に引き続き、今年もさまざまなメーカーから登場した自動調理鍋や電気圧力鍋。1台で何通りもの調理に対応し、材料を入れたら放ったらかしで調理できることから、一気に人気に火がついた印象だが、今年発売のモデルはその便利さがさらに進化している。中でも家電+ライフスタイルプロデューサーの神原サリーさんが高く評価したのが、シロカが9月に発売した電気圧力鍋「おうちシェフPRO」だ。

「緻密に圧力を制御する技術を採用したことで、絶妙な煮込み加減や味のしみ込み具合を実現しています。今までの自動調理鍋の中には、少し煮込みすぎで食材が崩れてしまっている印象のものもありましたが、『おうちシェフPRO』は仕上がりが本当に見事。味のレベルがワンランクアップした印象です」

また、操作性や使い勝手の面でも、細かな配慮が感じられるという。

「適度にコンパクトなサイズでキッチンに置きやすかったり、蓋にハンドルがあって向きを迷うことなく付けられたりと、さりげなく使いやすさを感じられるところもいいですね。調理機能でも、衛生面を考えた予約調理は実用的で便利だと思います。付属のレシピブックもきれいな写真が多く、丁寧に作られていると感じました」

このように実用的で味も納得という魅力的な機種であるが、価格が手頃なところも注目すべきポイント。競合モデルと比べても多機能かつ低価格なことから、発売からしばらくの間は品薄になっている時期もあったようだ。

「毎日しっかり使いこなせて仕上がりも満足できる」(神原さん)だけでなく、価格がお手頃となれば、人気が出るのも納得できる。家で調理する機会が増えた今の生活スタイルに見事にマッチした調理家電と言えるだろう。

家電+ライフスタイルプロデューサー 神原サリーさん
新聞社勤務、フリーライターを経て独立。広尾にキッチンを備えた家電アトリエを構える。家電分野を中心に、幅広い媒体での執筆や商品企画、コンサルティングなどを手がける。テレビラジオなどの出演も多数。

 

 

GoodsPress Award 2021
BEST HIT OF THE YEAR
自動調理鍋部門

★最優秀賞★

■1台10役の機能が毎日の調理で活躍!

シロカ
「おうちシェフ PRO」(1万5800円)

業界最高クラスの圧力で食材のおいしさを引き出しながら、自動減圧による調理時間の短縮を実現した電気圧力鍋。圧力調理から低温調理、蒸し調理、炊飯、炒め、発酵まで、1台で10種の調理に対応。83種のオートメニューを備える。調理容量1.68L。

▲83種のオートメニューを掲載するレシピブックも付属。彩り鮮やかな写真で、レシピをわかりやすく解説している

▼食感も味のしみ込み方も絶妙に仕上がる

▲最高95kPaの高圧力や短時間で自動減圧する機能を搭載。味のしみ込みも食感も絶妙に仕上がる

▲オートメニューが豊富なので操作は簡単。加圧時間と圧力値を設定するマニュアル調理にも対応する

▲予約調理では菌が繁殖しにくい約75°Cで保温するため、食材が傷みやすい時季も安心して使える

▼手入れや扱いがラクな安心設計

▲減圧時に吹き出す蒸気の勢いを抑える蒸気ふたを備えているので、圧力鍋の蒸気が気になる人でも安心だ

▲ふたやパッキンは簡単に取り外せて、丸洗い可能。普段の調理で洗うパーツが少ないのも便利

■圧力調理の有無でどう変わる?

自動調理鍋には多彩な種類があり、それぞれ調理機能も多彩。ただ、圧力の有無で調理の仕上がりに少し違いが出てくる。豚の角煮などの煮込み料理が好きなら、短時間で味をしみ込ませ柔らかく仕上げられる圧力タイプがお勧めだ。

【次ページ】応用力バツグン賞、自動調理の最先端賞の行方は!?

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