■趣味系ガジェットをプラスしてもっと楽しく!
秋といえば、スポーツ、食欲、読書、芸術など、何かと趣味の時間に結びつくイメージは強い。まだまだ残暑ではあるものの、次第に過ごしやすい陽気も増えてきて、夏には諦めていた楽しみへと意識を向けやすくなるはずだ。もし趣味に打ち込むべきか二の足を踏んでいるならば、道具を購入してしまうことで、背中をぐっと押してくれるだろう。
ガジェットという視点で考えると、アウトドアシーンなら動画撮影やサイクリング、ランニングなどの場面を想像しやすい。例えば、紅葉の映える観光地へ旅行へ行ったり、BBQや、キャンプ、アウトドアのアクティビティを楽しむならば、「OsmoAction 4」のようなアクションカメラがあると、なお面白くなるはずだ。運動が得意な人ならば、ロードバイクで観光地まで足を運ぶ際にサイクルコンピューターをちょい足ししてみたり、走るのが好きなひとならば新しいスマートウォッチを購入してみたりすることで、新鮮な気持ちでスポーツに挑戦できるだろう。
一方、インドア派の場合には外出や運動にこだわる必要はない。例えば、電子書籍リーダーを購入して、自宅でどっぷりと読書の世界に浸るのも良いだろう。昨今は電子ペーパーを備えたAndroid端末も増えてきており、定番の電子書籍リーダーなどと比較検討してみても面白い。また、創作に挑戦してみたい人ならば、イラストを描くための液晶ペンタブレットなどを検討してみるのも面白いかもしれない。十分な使い勝手を誇りながら、6万円で手が届く機種も存在するので、接続するPCをすでに持っているのなら無理のない予算で長く楽しめるはずだ。
【趣味ガジェット編】
過ごしやすい季節こそじっくり時間をかけて
5. アウトドアを撮影するならコレ!
DJI
「Osmo Action 4」(5万8300円〜)
前機種よりも大型の1/1.3インチセンサーを搭載しているなど、低照度環境などでのクオリティが向上している点などに注目です
8月2日に発売されたアクションカメラの新モデル。4K/120fpsでの動画撮影や、10bitのダイナミックレンジ、ステレオ録音など対応。スマホやWi-Fiに接続してライブ配信も可能だ。

▲タッチ画面は前面に1.4インチ、背面に2.25インチを搭載する。音声操作もサポートする(英語/中国語のみ)

▲ケースなしでも水深18mまでの防水性能を備える。IP68の防水ケースを使用すると、水深60mまで対応可能に
6. 紅葉を見にサイクリングなど
Garmin
「Edge 540 Solar」(6万9800円)
ナビゲーション機能が強化されて、サイクリングレジャー用途との相性もUP。事故検出&救助要請機能を備える点も安心です
レースやレジャーなど目的に応じたライドをサポートするGPSサイクルコンピューター。従来モデルよりGPS精度がアップした。ソーラーバッテリーで1日以上充電要らずで使える。

▲登録していないルートでも、上り坂を自動把握する機能などを備えた。GPS測位はGNSSマルチバンド対応に

▲専用アプリストア「Connect IQ」から好みのアプリを追加できる。サイクリング能力の分析なども便利だ
7. まずはハーフマラソンに挑む人へ
Amazfit
「Amazfit Cheetah」(3万9900円)
市民マラソンなどに挑戦するランナーに最適。シリコン製の穴あきバンドは、走行中も装着感が安定し、蒸れにくいのがメリット
Amazfitブランド初のランニング向けウォッチで、1.39インチのタッチディスプレイを搭載。バッテリー持ちは最大14日間と長めだ。上位モデルの「Amazfit Cheetah Pro」も展開。

▲オフラインマップのナビゲーション機能を搭載。GPX形式等のデータを読み込ませることで、ルートを表示できる

▲独自技術で干渉を低減しながら、L1+L5の2周波を使い、高層ビルの多い場所でも高精度に位置を追跡可能だ
8. イラストに挑戦したかったアナタへ
XPPen
「Artist Pro 14(Gen 2)」(予想実勢価格:5万9800円)
このクラスの仕様・装備を備えた液タブに6万円弱で手が届くのはコスパ抜群。視差はほぼ無く、色域の広さも良好です
アスペクト比16:10の14型ディスプレイを搭載する液晶ペンタブレット。Windows/Macに両対応し、Androidなどにも接続可能だ。ペンや左手デバイスなど同梱品も充実する。

▲同梱の左手デバイスは、有線または無線での接続に対応。ボタンへのショートカット割り当てはアプリごとに可能だ

▲作業エリアのサイズは横298.94×縦186.84mm。背面の折りたたみ式スタンドを立てれば、傾きも付けられる。16インチモデルのArtist Pro 16(Gen 2)も用意
9. 読書の秋なら、電子ペーパーも
SKT
「BOOX Page」(3万9800円)
電子書籍ストアを複数使い分けたい人なら要検討。カラー画面やペン利用を望む場合は、上位機の「BOOX Tab Mini C」もチェック。
7インチのEink Carta1200タッチスクリーンを採用するAndroidタブレットで、「BOOXLeaf 2」の後継モデル。Playストアからのアプリインストールも可能だ。ストレージは32GB。

▲電子ペーパーを採用しており、バッテリー持ちは良好。容量も従来世代の2000mAhから2300mAhへUPした
※2023年9月6日発売「GoodsPress」10月号30-32ページの記事をもとに構成しています
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<取材・文/井上 晃>
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