「元々のODカラーの上にライトブルーを素人塗り」という設定に【達人のプラモ術<ジープ ウィリスMB>】

【達人のプラモ術】
イタレリ
「1/4トン 4WDオフロードトラック」
02/04

今回のテーマはジープ。そしてウエザリング(汚し塗装)です。バリバリのミリタリー仕様で、これでもかってくらいウエザリングを施した車両に仕上げるのも楽しいのですが、キットにはサーフボードが付属しています。これを活かさなきゃもったいないですよね。そこで戦後米軍から払い下げられたおんぼろジープを購入したサーファーが自分で車体を塗り替えて、愛車に使っているという設定で仕上げていきます。(全4回の2回目/1回目

長谷川迷人|東京都出身。モーターサイクル専門誌や一般趣味雑誌、模型誌の編集者を経て、模型製作のプロフェッショナルへ。プラモデル製作講座の講師を務めるほか、雑誌やメディア向けの作例製作や原稿執筆を手がける。趣味はバイクとプラモデル作りという根っからの模型人。YouTube
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■まずは米軍仕様のオリーブドラブで塗装

前回はエンジン、シャシー、ボディを製作しました。今回は塗装です。

アメリカ陸軍の標準塗装と言えばOD(オリーブドラブ)ですよね。ウィリスMBの場合、車体の内外装、シャシー、エンジン、装備品までほとんどOD単色で塗装されていました。第2次世界大戦ではアメリカのみならず連合国軍車両の多くに用いられていたミリタリーカラー(緑ががった暗い茶色)です。模型塗装においても使用頻度の高いカラーなので、ラッカー系、水性、エナメル系などで各社から発売されています。

今回はタミヤ「ラッカー塗料LP-28(オリーブドラブ)」(176円)を使いエアブラシで塗装しています。

塗装はオキサイトレッドのサーフェイサーの下塗りにODを重ねています。とはいうものの、今回のウィリスMBはこのOD塗装仕上げにはしません。あえて言うなら元の色という設定です。

▲前回製作したエンジン、ラダーフレーム、ボディと言ったパーツをオリーブドラブで塗装

▲基本下地色となるOD塗装を済ませたパーツ類

▲ラダーフレームにエンジンを組んだ状態(ステアリングとフロントグリルは仮組み)。ウィリスMBが実にシンプルな作りなのだということが良くわかる

▲エンジンも塗装したのみで特にディテールアップ等の工作はしていない

▲シートはオリーブドラブで塗装しているが、やはりミリタリー感が効いているので、次回までに黒に塗り替える予定

▲ODで塗装した各パーツを仮組みしたウィリスMBボディはフレーム上に乗っかっているシンプルな構造

 ▲シンプルだからこそ、素人でも簡単に分解してセルフでボディ塗装ができるというのも納得

▲驚くほどシンプルな作りのステアリングまわり

 

【次ページ】質の悪いペンキを下塗りなしでいきなり塗っちゃった…風

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