■ウインドウパーツの塗装
ウインドウパーツの塗装は、専用のマスクシールが付属しているのでサクサクと進められます。フロントウインドウはかなり大きめサイズのクリアパーツですが、薄く透明度も高く歪みもありません。ただし傷が付きやすいのでランナーからの切り離しなど取り扱いは丁寧に行いたいところ。マスキングの後、裏面はセミグロスブラック、表面はグロスブラックで塗装していきます。
またウインドウパーツはキャブ(運転席)を組み上げてしまうと手を入れることができなくなるので、事前に内側をMr.ハイコーティングIIで磨き上げ、皮脂の汚れを落として磨いておきます。同剤は静電気によるパーツへのホコリの付着も抑えてくれるので、完成後にクリアパーツの内側にホコリが!(カーモデルあるある)で泣くことも防げます。
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▲キット付属のマスクシール。右側ドアパネル(パーツT1)のみ両面をマスクする必要がある
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▲塗装を完了させて組み上げる前のキャプパーツ その1
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▲塗装を完了させて組み上げる前のキャプパーツ その2
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▲ウインドウパーツは組み上げる前に裏側をMr.ハイコーティングIIで磨いておく
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▲Mr.ホビー「Mr.ハイコーティングII」(1430円) 無溶剤の水系光沢コーティング剤。特殊レジンコートが光沢皮膜層、紫外線防御層、滑走膜層を形成するので、静電気によるホコリの付着を抑えられ、クリアパーツの仕上げに適している。また塗装面のホコリも落としやすくなる。経年劣化が起きやすいゴム部品などの保護にも使用可能
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▲ドアパネルとウインドウパーツを仮組みしたキャブ(運転席)
■旋回台とキャブの完成
自身のポカミスもあり、今回はなかなか苦戦しましたが、無事旋回台とキャブが完成しました。シャシーと組み合わせてみると建機らしさが120パーセント増しになりました。やはり車体色をイエローにしたのは正解かなと思っています。
次回はいよいよ本キットのキモともいえる伸縮可能なクレーンのアームを作ります…が、えっマジ!とも言える問題発生!(またかよ)
いやどう解決するか…乞うご期待です。
ではまた次回お会いしましょう。
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▲完成した旋回台とキャブをシャシーと組わせた状態
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▲正面から見るとオペレーターの視界が広く確保されていることがよくわかる
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▲旋回台とキャブは回転可能となっている
>> [連載]達人のプラモ術
<製作・写真・文/長谷川迷人>
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