■おまたせしました!フィギュアの塗装です
艇体のデカール貼りまで終わらせたところで、ガンナー1体、艇艇に乗せる兵士3体のフィギュアの塗装を進めます。
操舵手に関してはキャビン内に乗せなくてはいけないので先行で塗装をしています。塗装は、「PBRボート」からトレードしたものとレジン製の兵士2体ともども黒サーフェイサーで下地を塗装。その後、ベースカラーとなるオリーブグリーンをエアブラシで塗装し、ジャケットや装備は水性アクリル塗料を使い筆塗りで仕上げました。
肌に関しては、以前調色した独自のカラー(ラッカー系)で塗装し、全体の陰影はスミ入れ塗料を使っています。
▲黒サーフェイサーで下地塗装後、軍服のベースカラーとなるオリーブグリーンをエアブラシで塗装していく(画像はレジンフィギュア)
▲アーマージャケットのカーキやグリーンを塗り重ねていく。塗料は水性アクリルを使用
▲腕と顔を自作した色で塗装していく。画像は銃座のガンナー。右腕は銃座に収めるため後着けとしている
▲今回、フィギュアの肌の塗装には、Mr.カラーから発売されていたキャラクター系フィギュア用カラー「みるきぃぱすてる」のルビーオレンジをベースに、明度と彩度を落として調色し、リアルフィギュアに合うようにした自作カラーを使用
▲塗装が完了したフィギュアをPACVの艇体上の仮置きした状態。さらにここに兵士の銃や弾薬箱といったアクセサリーパーツが追加される。銃座の機銃の銃身が片方ないのは不注意で折ってしまったため
▲キャビン内部の総舵手を含め、今回5体のフギュアを追加製作したことで、ジオラマとして製作したPACVの存在感が大幅にアップ
■次回はウエザリング!
いや~、今回はやることテンコ盛りでした。なかなかに作り応えのキットであります。
さて第7回となる次回は、艇体を完成させてフィギュアをセッティング、そしてブラウン・ウォーター・ネイビーならではのウエザリングを入れていきます。お楽しみに!
>> [連載]達人のプラモ術
<製作・写真・文/長谷川迷人>
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