HTCが4年ぶりにスマホを発表。VRグラスとのお得なセットも発売

HTC NIPPONがAndroidスマートフォンの新モデル「HTC Desire 22 pro」の発表しました。Android 12を搭載するSIMフリーモデルで、価格は6万4900円。10月1日に発売されます。

▲9月1日から予約受付が始まっている

HTCはここ数年、VR製品に力を入れていますが、昨年11月に発売されたVRグラス「VIVE Flow」とのセットも発売されます。価格は11万4900円。VIVE Flowの単体での価格は5万9990円なので、約1万円割引される形です。

▲VRグラス「VIVE Flow」とのセットも発売される

 

■HTCのスマホが日本発売されるのは4年ぶり

HTCが日本でスマホを発売するのは、2018年に発売された「HTC U12+」以来、約4年ぶり。海外では毎年1〜2機種の新モデルがリリースされていますが、日本の市場ニーズに適した機種がなく、発売が見送られていたとのこと。

HTC Desire 22 proは、日本市場での売れ筋であるミッドレンジモデルであり、昨年、VIVE Flowを発売し、今年から「VIVERSE」というメタバースのプラットフォームの提供を始めたタイミングでもあり、「VIVE Flowに最適化されたスマホ」としての発売が決まったようです。

従来のHTCのスマホと同様に、おサイフケータイに対応させるなど、日本のニーズに合わせたカスタマイズが施されています。なお、HTC NIPPONの代表取締役社長・児島全克氏いわく「今後は、日本でも毎年新機種を出していきたい」とのことなので、期待しましょう。

▲9月1日に東京都内で開催された発表会には、HTC NIPPON 代表取締役社長の児島全克氏(左)と、ヴァイスプレジデントの川木富美子氏(右)が登壇

カラバリは、サルサ・レッド、ダークオーク、チェリーブロッサムの3色。このうちサルサ・レッドは、今のところ日本のみで発売が決まっている色で、この色のみ少し発売が遅くなるそうです。

▲カラバリは3色から選べる。日本限定のサルサ・レッド(右)は10月末頃の発売になる予定

 

【次ページ】8GBのRAMで操作感はサクサク

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