1,000mの断崖絶壁を制覇!乾電池「エボルタNEO」驚異のスペックを見た!

提供:パナソニック

パナソニックの乾電池「エボルタ」。この名前が世に知られることになったのは、断崖絶壁を登るロボットのCMではないでしょうか。今からさかのぼること9年前。エボルタを動力源とする小さなロボット「エボルタくん」が、米グランドキャニオンに張られたロープを6時間46分31秒(この時間覚えておいてくださいね)で登りきりました。

“エボルタチャレンジ”と名付けられたこの挑戦はその後も続き、24時間耐久走行、東海道五十三次、トライアスロン、プラレール、そして記憶も新しい昨年の有人飛行と数々の難関に挑んできました。

そして今年、乾電池「エボルタ」がリニューアル。“パナソニック史上最も長もち※”という新製品「エボルタNEO」を引っさげて挑むのは、北欧ノルウェーのフィヨルド。しかも2008年の「エボルタ」発売にあわせて挑んだグランドキャニオンと同じ内容、さらに約530mだった距離は約2倍の1,000mに。新製品の初チャレンジということはわかりますが、さすがに倍は無謀なのでは…。

4月に行われた発表会では、今回の挑戦者「エボルタNEOくん」の生みの親でもあるロボットクリエーターの高橋智隆氏も「よくこんな厳しいチャレンジを思いついたな、と思いましたよ」と話したとおり、いくら乾電池の性能が大幅に向上したとはいえ厳しいのではないかと感じました。

 

■いよいよ本番! 断崖絶壁に挑む!

そして発表会から約3カ月後の7月7日。改良が続けられた「エボルタNEOくん」が約1,000mの断崖絶壁に挑む日がやってきました。

海沿いに切り立った崖が延々と並ぶノルウェーのフィヨルド。その南部に位置するリーセフィヨルドのシェーラグ山が今回の舞台です。1,000mもの崖は、日本ではお目にかかれない迫力の光景。

その崖の上から水面付近にまでロープが張られ、すでに準備は万端(個人的にはこの1,000m以上のロープをピンと張ること自体もすごいなと思ったのですが)。そして今回も、昨年同様にネットでの生中継が行われました。しかも「エボルタNEOくん」の後を追いかけながら配信する追跡撮影システムもこのチャレンジ用に開発。360度カメラで、臨場感のある映像を遠くノルウェーからリアルタイムに届けてくれます。

あらためてここで、今年の挑戦者「エボルタNEOくん」をご紹介。

身長:17cm
体重(電池あり/なし):電池あり…169g、電池なし120g
幅:頭…4cm、胴体…3.5cm、両足底…6cm
動力源:単3形 エボルタNEO 2本
素材:プラスチック、チタン、カーボン

まさに手のひらサイズ。そして動力源は単3形「エボルタNEO」たったの2本。普段なにげなく使っている普通の乾電池だけで挑むのです。17cmの身長で1,000mということは、170cmに換算すると10,000m=10km! いくら軽いとはいえ、乾電池2本で10km登るなんて、まぁよく考えたものです。

そして7月7日の日本時間12時(現地時間午前5時)、「エボルタNEO」2本を背負った「エボルタNEOくん」が高橋氏の手によりロープに取り付けられ、いよいよスタート!

ゴールははるか彼方。ゴール地点である崖の上が、雲が掛かって見えないのが少し気になります…。

そんなことは関係ないわ、と言わんがごとく淡々と登り続けるエボルタNEOくん。PCでその様子を見ていた人の中には、画角を変えて下を見てみたという人もいるのではないでしょうか。とてもその場にいたら直視できない、まさに足がすくむ高さです。しかし、そんなことは関係ないエボルタNEOくんは、ゆっくりとしかし着実に登っていきます。

しかし、気になっていたゴール地点の天候は一向に良くならず…。そしてその悪天候が影響し、ゴールまで残りわずかのところでエボルタNEOくんがストップ。残念ながらチャレンジ初日は失敗に終わってしまいました。

 

■ここまで来たんだから絶対に登りたい!

翌日の7月8日。気を取り直しての再チャレンジ。

前日と変わらず黙々と登っていくエボルタNEOくん。実はこの日もゴール地点は霧に包まれており、高橋氏をはじめスタッフ、そして遠く日本からチャレンジの様子を見ている人たちも前日の失敗が頭をよぎったかもしれません。

しかし、スタート後には雲の隙間から陽射しも差し込むようになり、今日こそは! という期待が膨らみます。

少しずつ少しずつ、しかし止まることなく登り続けて、スタートから11時間20分過ぎ。ゴールはもう目前というところまできました。本当によくここまで登ってきたな、エボルタNEOくん!

そして11時間26分09秒、念願のゴール!!!!

エボルタNEOくんを作った高橋氏も歓喜の雄叫び! 思わず出た雄叫びに、いかに今回のチャレンジが厳しいものだったかがわかります。

新たなチャレンジの内容が決まり、エボルタNEOくんの開発、国内でのリハーサル、そして初日の失敗。それらを乗り越えてのチャレンジ達成は、普段何気なく使っている乾電池にもこれほどまでのパワーが秘められているということを知らされました。

「エボルタNEO」が持つ驚愕のスペックと、それを動力源とするロボット「エボルタNEOくん」の可能性、そしてチャレンジ達成への厳しさは、ゴール後の高橋氏のコメントからも伝わってきます。

「まずはエボルタNEO、本当にお疲れ様。送り出してから11時間、正直計算より少し時間かかったが、この過酷な条件下、無事達成できた。本当に過酷なチャレンジであったが、コツコツ、短いストロークでこんなに大きな達成をすることができた。改めてロボットの可能性、電池の可能性をすごく感じた。何よりこのチャレンジに向けてみんなで努力した結果、こんなに大きな成果として出せてよかった。この喜びをみんなと一緒にわかちあいたい」(高橋智隆氏)

▼「エボルタNEOフィヨルド1,000m登頂チャレンジ」結果

所要時間:11時間26分09秒
平均速度:約1.86m/分
登頂の高さ:約1,005m
ロープの長さ:約1,280m

初めての「エボルタチャレンジ」として挑んだグランドキャニオンが約530mで6時間46分31秒。そして今回、動力源を新製品「エボルタNEO」に変えて挑んだフィヨルド約1,000mが11時間26分09秒。スピードも速くなり、距離は約2倍。乾電池の進化をまざまざと見せつけられた今年の「エボルタチャレンジ」でした。

なお、今回のチャレンジ達成を受け、乾電池エボルタNEO単3形1,000本山分けや、オリジナルTシャツなどが当たる登頂達成キャンペーンも実施中。ぜひみなさんも“チャレンジ”してみてはいかがですか。

>> 「チャレンジ達成キャンペーン」

>> パナソニック「エボルタNEOチャレンジ」

>> パナソニック「乾電池エボルタNEO」

 

※2017年7月20日現在、パナソニック製アルカリ乾電池、IECにおける全放電モードの平均値より

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(文/&GP編集部 円道秀和 写真提供/パナソニック)