と、その前に、まずは構造を確認してみましょう。
▲最大の特徴は、上下を分離できること。これなら洗いやすい!
▲上下は引っ掛けてあるだけ
▲ハンドルにはストッパーが付いている。握れば外れる

そして実は深さがあります。
ということは、片側だけをフライパンのようにも使えるってこと。中央のより深い部分に卵を落とせば、目玉焼きが作れそう。他にもちょっと肉を焼くぐらいなら余裕でこなせそうです。
パーツはすべて鉄なので武骨さはハンパないわけですが、スキレットのようにも使えるというのはうれしいかも。
しかーし! 鉄なので、使うまでにやることがあります。それが“シーズニング”です。
■鉄は育てるモノ!
スキレットを使ったことがある人はご存知かと思いますが、鉄は何もせずそのまま使うと、表面の気泡にニオイが入り込んで、次の料理時にそのニオイがついたり、錆びやすくなったりします。そこで最初にやらなければいけないことがシーズニングです。さっそく自宅のキッチンで作業開始。
▲まずはタワシで水洗いして表面の汚れを落とす。タワシは天然素材のモノを使うこと。また気泡に入ってしまうので洗剤は使わない。鉄製クッカーは水洗いが基本
▲よく洗ったら、キッチンペーパーなどを押し付けながら水気を取る
▲そのまま中火ぐらいで空焼きして、しっかり水分を飛ばす
▲乾いたら火を弱めてオリーブオイルを多めに投入。全体がオイルで覆われるように
▲そのまま野菜を炒める。炒めつつ、しっかりと全体にオイルを行き渡らせる
▲ハンドルも鉄製だから熱くて持てなくなるかもと思っていたが、ほんのり温かくなっているだけだった! 手袋必須かなと思っていたので、これはうれしい!
▲オイルを全体になじませたら、野菜を取って冷ます
これを両面やればシーズニング完了。鉄製のクッカーは、水気が大敵。使って洗ったあとは必ず火にかけて水分を飛ばしてやる必要があります。また最後はオリーブオイルを表面に塗ってから片付ける。これを繰り返すことで、育っていくんです。

シーズニングが終わった状態の「ホットサンドクッカー」。これだとあまり変化がわからないですね。

まだまだ赤ん坊状態です。目指すは、中華料理屋の使い込まれた鉄の中華鍋。あの黒光りした鉄鍋はやはり憧れます。どんどん使って、育てていくぞ!
シーズニングが終わったので、近所の河川敷に持ち出して、さっそくホットサンドを作ってみました。













































