手軽に挽きたてコーヒーを!アウトドアで電動ハンディミルは横着者にピッタリでした

■アウトドアコーヒーセット完成!

と、その前に。実はポチッた直後に「なんかケース欲しいかもなぁ」と思いまして。キャンプに連れて行くとなると、まとめてコーヒーセットみたいにしておきたいところ。そこで「自動コーヒーミル」のサイズをもとに、セミハードケースを準備しておきました。

これがまた、予想を超えたしっくり具合!

▲用意したのはオレゴニアン・キャンパーの「セミハードギアバッグ<Sサイズ>」(2420円)

このギアバッグ、外装はクッション性があり、内部は面ファスナー式の仕切りがふたつ付いています。カメラ用のインナーバッグに近いイメージですが、外側は硬めのナイロンが使われていて、かなりしっかりしたつくり。

ひと通り必要なモノを入れてみると、まぁ収まりがいいこと。「自動コーヒーミル」だけじゃなく、ドリッパーから付属品まですべて問題なく入りました。

▲スプーン、ハケは付属品。ユニフレームの「コーヒーバネットcute」とペーパーフィルター、コーヒー豆40gもスッポリ

このセットをキャンプに持っていけばOKって、いい感じ!

 

■挽き目調整も簡単!

実は予想よりちょっと大きかった「自動コーヒーミル」。とはいえ、500mlのペットボトルより少し太いぐらいのW85×H175×D85mm。重さも485gと、500mlペットボトルと変わりません。

そして使い方はいたってシンプル。ボタンだってひとつしかありません。

挽き目は5段階で調整可能。グラインダー部をいじるのではなく、外側にあるダイヤルで変えられるのは手軽でうれしい。

バッテリーを内蔵しているんですが、満充電で約20回挽けます。本体中央部にUSB Type-Cのポートが付いていて、ここにケーブルを接続して充電。モバイルバッテリーからも充電できるので、キャンプで電池切れになっても心配なし。ちなみにLEDランプが4つ付いていて、バッテリーの残量を確認できます。

挽き目ダイヤルの上で本体はふたつに分かれる構造になっていて、分離させて豆を投入します。

豆は最大で20gまで投入可能。1杯1杯淹れることを考えたら十分ですが、一度に大量に淹れたい人にはちょっと物足りないかも。

ひとまず10g豆を入れてみました。たしかに20gでパンパンだな、こりゃ…。

そしてこのミル最大のポイントが、臼式刃を採用していること。石臼のように潰しながら豆を挽くので、粒度のバラつきが少なく、微粉も少なくできる方式です。コーヒーミルには大きく分けてカット式と臼式がありますが、臼式を採用しているのは、業務用などの大型ミルに多いんです。挽いた粉の粒の大きさがバラバラだと味わいにブレが出てくるなどの問題があるんですが、これだけ小さいサイズで臼式というのはスゴイ!

期待に胸も鼻も膨らませつつ、挽いてみました。

【次ページ】臼式刃だから想像以上に音がうるさくない!

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