シンプルに見えて実は優秀!ロングコートに合わせたくなるモノリスのデイパック

■高い収納力だからこそこだわる背負い心地

多くの荷物を入れられるということは、入れれば入れるほど重くなります。そこで重要になってくるのが背負い心地。「PRO」は「STANDARD」や「OFFICE」に比べて背負い心地にも徹底した気遣いがされています。

ショルダーベルトは内側の方がクッションを厚く設計。これは背負った時に体の内側の方が負荷がかかるため。また、しなやかで幅広にすることで体のあたりがソフト。内側はメッシュなので蒸れにくくなっています。

またチェストストラップが採用されているのは「PRO」だけになります。スライド式で着脱は簡単。また、バックル式に比べて小ぶりなため外している時もスッキリした印象です。

ショルダーベルトの付け根にはロードリフトストラップも装備。これにより適正なフィット感に調整可能です。また、ショルダーベルトをバッグの頭頂部よりも少し下に付けることで、背負った時の荷物の重心が上がり、背中全体でバッグを背負えるようになっています。

背中が接する部分は3枚のクッションで構成されていて、ノートPCの硬さを感じさせない厚さでソフトな背負い心地を実現しています。

素材は「PRO」は“Ballistic AIR 1260デニール”を採用。磨耗・引き裂きに強い耐久性に加え、中空糸により軽量化を実現している素材で、撥水性もあるため短い時間の雨なら浸水することなく使用できました。

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初めて見た時からずっと気になっていたモノリスのバッグ。洗練されたシンプルさとブランドロゴをつけないアノニマスな雰囲気は、今までに見たことのない思い切った、まさに“引き算”のデザイン。またユーザーファーストな内装の充実ぶりや、サイズや型を細分化するなど豊富なラインナップも魅力です。

今回、合わせたカーキのコートは5年くらいの、もはや古着というレベルの代物ですが、このバッグを合わせるだけでモードな雰囲気になりました。

さまざまなシーンをひとつのバッグで過ごしたい人にはオススメの注目バッグブランドです。

>> モノリス

 

<取材・文/宇田川雄一

宇田川雄一|スタイリスト。大学卒業後、アシスタントを経て2008年フリーに。モノ誌やWeb媒体を中心に、広告、PVなど幅広く活動。メンズのビジネススタイルを得意とし、雑貨、インテリアなどライフスタイル全般にわたってスタイリングしてきた経験を生かし、執筆も行っている。

 

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