シンプルに見えて実は優秀!ロングコートに合わせたくなるモノリスのデイパック

■シンプルな外見から想像がつかない快適な収納力

2020年11月に誕生したばかりのMONOLITH(モノリス)。「使う人の数だけ、それぞれにスタイルとニーズがある」という考えから、綿密かつ合理的に設計されたラインナップとプロダクト構成が魅力のバッグブランドです。

▲左から「OFFICE」「PRO」「STANDARD」。ブランドロゴをつけない引き算されたデザインも魅力

汎用性の高い「STANDARD」ライン、現代のワークスタイルに合わせた「OFFICE」ライン、収納と移動を高い次元で究めた「PRO」ラインとあり、さらに各ラインにはBACKPACK、2WAY、TOTE、SHOULDERと4型あります。それだけでなく、L、M、Sと3サイズの展開と、使う人が自分のライフスタイルにぴったりのバッグを選べるようになっています。

さらに、ベーシックな外見に対して内側は機能的。しかも、使う人はバッグの外側より内側に触れる機会が多くなることを考えて、縫い目や端材などが見えないようにするなど、見えない部分にまでこだわっています。

初めて見た時、思わず「裏返しても使えるんですか?」と聞いてしまうほど、内側も美しく仕上げられています。

そして、たくさんあるラインナップの中から選んだのは、普段から荷物が多くデイパックのデザインが好きなことからバックパックのLサイズ。

▲「BACK PACK PRO」(Lサイズ)W36×H49×20cm、重さ:約1.4kg、容量:33L

ボリュームと存在感のあるデザインはオーバーサイズのアウターやロングコートと相性抜群。今年は、ロングのキルティングコートや通称モッズコートと言われるM-65が流行っているのでそれらのコートと合わせるのもオススメです。

▲背負った時の左側に付けられたマグネットポケット

さまざま語りたいディテールはあるのですが、中でも特に気に入ったのが、スマートフォンに素早くアクセスできるマグネットポケット。ここを開けると…。

メイン収納部からコードを通せるようにケーブルホールが設けられています。充電しながらスマホを操作したいので2mの長めのコードを使っているのですが、コードとiPhone 13を入れておいてもスペースにはまだまだ余裕があります。

メイン収納部のマグネットポケット部にはメッシュポケットが付いていて、ここにモバイルバッテリーを入れます。モバイルバッテリーを探してコードを取り付けて、なんて面倒な作業をしなくていいのは本当にありがたい。

マグネットポケットと逆側のサイドポケットはジップ式。財布やウェットティッシュなど使用頻度の高いものを入れておくのにいいですね。

「PRO」ラインを選んだ理由のひとつである独立したPCスペースは、外側からダイレクトにアクセスできます。S、Mサイズは13インチ、Lサイズは15インチのノートPCが収納可能です。

▲奥行きと深さがあるため2泊分の着替えを収納することができた

さらにバックパックの「PRO」ラインには、メイン収納部背面側に衣類をしまっておくのに最適なマチありのスタッフポケットが付いています。ファスナーを閉じれば中身を隠せるため、メイン収納部を開いた時に着替えが見えちゃったなんてことも回避できますね。

このスタッフポケットには小さいポケットも付いているため、下着や靴下などを仕分けして入れておけます。ペンホルダーも付いているなど衣類以外の収納スペースとしても活躍してくれそうです。

そしてメイン収納部前側の上部には視認性に優れたメッシュポケットを配置。メイン収納部を開けた時に手の届きやすい場所なので、使い勝手はばっちり。

また、その下にはセキュリティポケットも装備。パスポートや身分証明証など大事なものを隠してしまっておくのにぴったりです。

肝心のメイン収納部は奥行きも高さも幅もあるため、フリース2着ぐらいなら入ってしまいそうなぐらい。寒さに弱い身としては、予備の防寒着は常備しておきたいアイテムなので助かります(笑)。

フロントポケットも大きく作られているため、折りたたみ傘も入りました。使用後は中身が濡れてしまうのでビニール袋などで仕分けして入れるといいかも。

 

【次ページ】たくさん入れて重くなっても背負い心地は快適!

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