【雑草対策】防草シートはケチらないのが正解。「デュポン ザバーン」で庭の雑草ストレスを根本から断つ

■作業は5ステップ。丁寧にやれば、見た目もきれい

まずやったのは、庭にある植栽のうち残しておきたいものをプランターに移すこと。あとでまた植え戻す予定なので、できるだけ根を崩さないように掘り起こしました。

次に、防草シートを敷く範囲の雑草をざっくり刈って整地。この段階では、根まで抜かなくてもOK。表面をサッときれいにするだけで十分です。ちなみにこういうときの雑草処理には「三角ホー」がとんでもなく便利。

▲茶色面と黒色面、上下はどっちでも良いらしい

防草シートは敷きながらカッターで必要なサイズでカットしますが、前述の通り、紙を切るようにスーッと切れてびっくり。厚手ですが切りやすく、かつ滑りにくいので作業がしやすい。もっと切りにくいのかと思った。

重ね方も重要です。重ね幅をケチりすぎてしまうと、スキマから雑草が抜けてしまうリスクがあるらしく、余裕を持って重ねます。重ねたら、ホームセンターで売っている防草シート専用テープでしっかりと接着。

▲ザバーン用のテープも販売されているらしいが、専用とあればそれほど性能差はないと聞いたので、ホームセンターのPB品をチョイス

専用テープで使うことで、ズレもなく、全体として安定感のある仕上がりに。ポイントとしては、絶対にスキマを作らないように貼ることくらいでしょうか。

本来ならここから砂利を4cmの厚みになるよう敷くのがセオリー。紫外線や風雨を防ぐことで防草シートを長持ちさせる効果があるとのことですが、今回は花壇整備の予定があるため、砂利は一旦保留。

■少しお金はかかるが、時間とストレスを丸っと無くしてくれて感動

▲「ザバーン」を貼っていないところ(画像左)と張ったところ(画像右)の施工2ヶ月後の様子

除草道具もいいけれど、使うたびにしゃがんで、何度も同じ作業をするのは正直しんどい。雑草と真面目に向き合ってきたからこそ、「生えないようにする」という考え方にたどり着いた気がします…、っていうかなんで今まで考えつかなかったんだ!

実際、まだ施工して2ヶ月ではありますが、防草シートを貼ったエリアに雑草がないだけで、常に感じていた「あぁ、草刈りしなきゃ…」というプレッシャーが消え去り、かなり気分がラクだし、実際に草刈りしなくていいので体もラク。

▲2ヶ月経ったけど、ドクダミだけはまだ生きてた! こんなん普通に草刈りで対処するの無理すぎる…

なお、今回作業した場所以外にも使いたかったので、30m巻きの大きめサイズを購入。それなりに良いお値段はしましたが、これまでお伝えした通り、その分施工後の安心感はかなりのもの。

何より「ザバーン」はサイズ展開が豊富なので、庭の広さや施工範囲に合わせて無駄なく選べるのもありがたいところです。その分安くもなりますしね。ほんの一部だけ使いたいという人でも、ムダなく導入しやすいと思います。

ちなみに砂利を敷く場合、我が家の場合(10㎡弱)では追加で1万2000円程度かかる予定。防草シートとテープを足して合計で3万円程度かかりそうですが、向こう10年、この施工エリアの雑草処理を考えなくていいって考えると、ハッピーすぎるぜ…。

 

>> グリーンフィールド「ザバーン 防草シート」

<取材・文/山口健壱(&GP)>

山口健壱|キャンプ・アウトドアと動画担当。2年半ほどキャンプ場をぐるぐる回って、回り回って&GP編集部所属。“キャンプの何でも屋”としてキャンプを中心にライティング、動画製作、イベントMCなどを行う。ボサボサの庭はまずいので今年も楽にガシガシ使える除草アイテムを試してみる所存。

 

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