■抽出後は飲み口だけを「ナルゲンボトル」にセット
▲「ドリンクスパウト ウィズ フィルター」の飲み口は細め
水出ししたお茶は「ナルゲンボトル」からそのままゴクゴク飲めます。
広口の「ナルゲンボトル」はドバッと出やすく、子どものようにシャツにこぼしちゃう人が結構いますが、「ドリンクスパウト ウィズ フィルター」なら口を絞れるのでそんな心配なし。ウォーキング中でも安心して飲めるんです。

それに飲み口の反対側にも細いスリットが入っていて、飲み物の流れはスムーズ。
▲抽出後に取りだせば茶葉が「ナルゲンボトル」内に残らない
水出し茶は茶葉を常温の水に浸けてクーラーボックスや冷蔵庫に保管するだけ。抽出時間は緑茶で2〜3時間、紅茶なら一晩といったところ。
ただ、抽出後、水に浸けっぱなしで日中持ち歩くのは衛生的に少々心配だったりもするわけです。
「ドリンクスパウト ウィズ フィルター」のいいところは、抽出後は茶こし部分を取り外し、飲み口だけを「ナルゲンボトル」にセットできるということ。ここら辺の使い勝手のよさは、さすがはナルゲンを知り尽くした会社です。
▲細かな茶葉も通さない
茶こし部分は、極小の穴が無数にあいています。茶葉のかけらも通すことはありません。それに表面がツルンとしていて、使用後の水洗いも簡単。底に茶葉が引っかかってイラッとしない。
夏はお茶や紅茶にレモンやドライフルーツを加えることがあるのですが、「ドリンクスパウト ウィズ フィルター」に入るサイズに切り分けるのは面倒くさい…。どうしたものかと思ったのですが、お茶は「ドリンクスパウト ウィズ フィルター」に、ざっくり切ったフルーツはボトルに直接入れてみたところ、これが調子いいんです。
▲飲み口の細いスリットがフルーツが飛び出るのを防ぐ
さすがにレモンの筋は少し混じりましたが、ほぼクリアなフルーツ茶になりました。ざっくり切っただけなので、抽出後は菜箸などで簡単に中のフルーツを取り出せますよ。
▲抹茶入り緑茶とコーヒーを作ってみた
「ドリンクスパウト ウィズ フィルター」で抽出できるのはお茶だけではありません。粗めにひいたコーヒー豆をいれれば水出しコーヒーだって作れます。
保冷機能はありませんが、軽いから気軽に持ち歩けるし、2〜3時間の外出であれば7分目までは濃い目の水出し茶、あとは冷蔵庫の氷をたっぷり入れて出かけるなんてことで対応できます。
日常的にピッチャーとして使えるし、冬はお湯を入れた「ナルゲンボトル」に茶葉やコーヒー豆を入れた「ドリンクスパウト ウィズ フィルター」をセットするなんてこともOK。飲み口としても優秀なのでヘビロテ必至です。
>> ハイマウント
<取材・文/大森弘恵 撮影協力/ハイマウント>
大森弘恵|フリーランスのライター、編集者。記事のテーマはアウトドア、旅行、ときどき料理。X
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