最強のグループ5マシン「ポルシェ935マルティーニ」完成!【達人のプラモ術<ポルシェ935マルティーニ>】

■ウインドパーツの取り付け

ボディにフロントウインドや、サイドウインドといった透明パーツを取り付けていきます。

ウインドパーツは、古いキットということもあって表面の歪みが気になりました。そこで、表面の歪みを消して、より透明感を強調するため、専用クロスを使ってコンパウンドで粗目→細目→仕上げ用→セラミックコンパウンドで表面を砥ぎ出し、さらにコーティングポリマーを塗布して磨き上げます。

磨き上げたクリアパーツはボディと接着。その際、プラ用の接着剤を使うと、僅かなハミ出しでもクリアパーツが曇って台無しになってしまうので、カーモデルの製作でもいちばん気を使う工程でもあります。最近のキットではクリアパーツは接着剤を使わないハメ込みになっているものが多くなり、接着剤で曇らせてしまうトラブルもなくなりつつあるのですが、本キットは接着仕様なので、気を使います。

 

■透明部品はクリアーボンドで接着

さて難易度の高い透明部品の取り付けですが、ここはクリアーボンド(使用したのはタミヤ「多用途接着剤クリアー」)を使って接着することでリスクを減らしましょう。

クリアーボンドはプラや塗装を溶かしにくく、また接着剤自体が硬化しても透明なので、はみ出しても目立たず、透明部品の接着剤の強い味方になってくれます。ただしプラ用接着剤に比べると硬化に時間がかかるので、パーツをクリップやマスキングテープで固定しておくことをオススメします。

▲コンパウンドで砥ぎ出し中のフロントウインド。透明部品はプラが硬く割れやすいので、研磨の際に力を指先に入れすぎなように注意が必要だ

▲コンパウンドで表面の研磨が完了後、コーティングポリマーを塗布中のフロントウインド。塗布→付属のクロスで磨き上げ→乾燥→塗布とコーティングポリマーを3回程度重ねるとより効果的

▲研磨とコーティングが完了したフロントウインド。表面の細かな傷がなくなり、透明度がアップしたのがよくわかる

▲ライトパーツも同時に組み立て。メッキパーツにクリアパーツを組み合わせるのでクリアーボンドを使用する

▲クリアーボンドはボディとライトカバーの接着にも使用

▲フロントウインドがしっかりと接着固定出来たら、マルティーニレーシングのデカールを貼り付け

▲ハセガワ「コーティングポリマー」(1320円)塗布することで表面に薄いコーティング層を形成して、細かな研磨傷などを消してくれる。クリアパーツだけではなく塗装面のつや出しと保護にも使用できる

▲タミヤ「多用途接着剤クリアー」(770円)透明部品やメッキ部品(プラ用接着剤が効かない)の接着に適した透明度の高い接着剤。塗装面を溶かしにくいので粘度が低く、糸引きが少ない塗布のしやすさも特徴。金属や木材、ゴム、皮、紙などにも使用できる

 

■シャシーとボディを組み合わせて完成!

ウインドパーツを乾燥させている間に、タイヤやバックミラー、ワイパー、テールランプといったパーツを取り付けていきます。

ルーフアンテナは細い金属線を使用しており、破損しやすいので最後に取り付けるようします。

ボディとシャシーを合体させる前にウインドパーツ内側にホコリなどがついていないかを確認、ルームミラーも忘れずに接着。

▲フロントラジエターグリルはプラ製でメッシュパーツのように抜けてはいないがが、塗装することで、それらしく仕上がる

▲テールランプは裏側からミラーフィニッシュシートを貼って表側からクリアーオレンジとクリアーレッドで塗装して仕上げている

▲リアアウイングは未装着だが、組みあがったボディとシャシー。フロントタイヤは角度の変更もできる

▲組みあがったシャシーにボディをはめ込む

▲ルーフアンテナは金属線が付属しているのでリアルに仕上がる。固定には瞬間接着剤を使用する

▲ボディ合体後にルーフアンテナを取り付けてポルシェ935マルティーニ完成!

 

【次ページ】スーパーカーブーム時に人気だったマルティーニカラーのポルシェ935

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