■PACVジオラマの完成!
フィギュアと牛、植物に打ち寄せられた倒木等を追加して、PACVジオラマの完成です。ホバークラフト(エアクッションビークル)の特徴を生かす水上ジオラマですが、なかなかに面白い雰囲気の情景モデルとなりました。
キットは精度が高いもののパーツ分割が細かく、製作には手間がかかりますが、ストレート組みでも雰囲気良く仕上がります。乗組員のフィギュアが付属していないのが残念ですが、別売りのフィギュアを組み合わせることでキットの魅力はよりアップします。
そして水陸両用軍用ホバークラフトという特徴を強調したいのであれば、ジオラマ仕立ては必須ですね。同じブラウンウォーターネイビーに所属するタミヤ「1/35 アメリカ海軍 PBR31 Mk.II ピバー」と組み合わせても良いでしょう。
近年製作したキット中では一番のボリュームがある作品となりました。見栄えも良いです。機会があれば改めて、疾駆するPACVのジオラマにも挑戦してみたいですね。
▲艇の右舷デッキにはロープを追加。フィギュアの足元にはタミヤのピパーボートに付属していたラジカセを配してみた
▲左舷デッキのフィギュアにはヘルメットと双眼鏡を追加している
▲完成したPACVジオラマ。水面ベースと相まってボリュームのある作品に仕上がった
■PACVジオラマギャラリー






というワケで今回はこれで終了です。さて次回は何を作りましょうか? 乞うご期待です!
>> [連載]達人のプラモ術
<製作・写真・文/長谷川迷人>
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