2016年は“ゆとり家電”?スピーカーになるソニーの照明

『LSPX-S1』は、ソニーが立ち上げた“居住空間を最大限に生かしながら、もっと快適で新たな体験を生み出す”「Life Space UX」という新コンセプトの商品シリーズとして開発されたもの。

同じコンセプトのスピーカー内蔵照明として、先にLED電球「LSPX-100E26J」がすでに登場しているが、これは据置型の持ち運びできる照明。

ガラスとシルバーで構成された円筒型のフォルムは、洗練されたインテリア家電。インテリア照明として秀逸なデザインだ。コンパクトサイズで、テーブルの上やベッドサイドなどどこにでも置くことができる。まるで白熱灯のような優しい光を放つフィラメント型のLEDは、32段階の調光が可能だ。

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この照明に、スピーカー機能がドッキング。BluetoothとNFCに対応しており、スマホなどとワイヤレス接続することができるが、こちらもただのワイヤレススピーカーじゃない。なんとクリアなガラス部分が振動し、音を伝える仕組みだ。さらに、ウーファーを備え、低音もカバーしている。

また、360°サウンドを広げるため、置く場所も聴く場所も限定しない。気の置けない仲間と囲んでサウンドを共有するといった使い方もできるだろう。

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スピーカー2台をBluetooth接続して音楽を楽しむことができる「Speaker add」機能も搭載。バッテリーの持続時間はBluetooth接続時で4時間。2月13日発売予定で、市場推定価格は7万9920円前後の見込みだ。

ハイレゾや4Kなどの高音質、IoTによる便利さも注目だが、「ゆったりとくつろぐ」ための、感性に訴えかけるアイテムが2016年は増えそうな予感。

(文/&GP編集部)

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