ダイヤルに搭載したのは隕石!?月へ降り立ったブローバの傑作が世界限定5000本で登場するぞ!

1875年に創業し、来年で150年を迎える老舗アメリカ時計ブランドのBULOVA(ブローバ)。世界初の音叉式時計「アキュトロン」をはじめとする、数多くの傑作時計を手掛ける一方、時計ブランド初のラジオ広告や世界初のテレビコマーシャルの実施など、ひとつの枠組みにとらわれない自由な発想で、時計市場を牽引してきた。

そんなブローバより、我々の想像を超えるようなひときわユニークな腕時計が、4月25日に満を持して登場する。なんと、45億年前に存在していたとされる隕石(メテオライト)、「ムオニオナルスタ隕石」がダイヤルにあしらわれているのだ。

■月に降り立った歴史的な1本。ブローバ「ルナ パイロット クロノグラフ」を振り返る

▲NASAは、音叉ムーブメントを搭載した腕時計や計時装置など、ブローバが持つさまざまな技術を宇宙開発に活用した。写真提供:ブローバ

隕石を文字盤に…とだけ聞くと少々突飛な話しに聞こえるが、その背景にはブローバと宇宙との深い繋がりがある。

遡ること1950年代、高精度な計時技術が認められ、ブローバはNASAと宇宙開発への支援契約を締結。1969年、人類で初めて月面着陸に成功したアポロ11号には、ブローバ製計時装置が搭載されていた。

▲アポロ15号の船長が月へ降り立った際に身につけていたとされる当時の「ルナ パイロット クロノグラフ」。写真提供:ブローバ

そして1971年、人類で7番目に月面を歩いた「アポロ15号」の船長がつけていた腕時計こそ、「ルナ パイロット クロノグラフ」なのである。地球とは全く異なる大気条件でも正確な時を刻み続け、生命維持装置にも何ら影響を及ぼさなかった。

実に46回もの宇宙飛行に貢献したブローバ。これほど宇宙と深い関わりがあったことを鑑みると、隕石を使用した「ルナ パイロット クロノグラフ」が生まれることは、ある種必然だったのかもしれない。

■文字盤に“隕石”を使用。腕元でオンリーワンに輝く「ルナ パイロット クロノグラフ」を味わう3つの視点

「アーカイブスシリーズ ルナ パイロット クロノグラフ 96A312」(19万8000円)、ケースサイズ:43.5mm、厚み:13.2mm、チタン(グレード5)ケース、5気圧防水、ハイプレシジョンクォーツ/クロノグラフ、世界限定5000本、2024年4月25日発売予定

さて、ここからは4月25日に発売を控える「アーカイブスシリーズ ルナ パイロット クロノグラフ 96A312」を深堀り。隕石を文字盤に使用する意図や、オリジナルモデルとの違いなど、3つのポイントに分けて紹介する。

【視点1】“数百万年の時”がもたらす、ひとつとして同じものは存在しない結晶構造

隕石は、小惑星同士の衝突によって一部が分離したもの。衝突時はかなりの熱を帯びているが、宇宙で何百万年もの冷却期間を経ることで、“ウィドマンシュテッテン構造”と呼ばれる独特の構造を形成。このユニークな模様は人工的には再現できないため、ひとつとして同じものは存在しない。ゆえに、本モデルを購入したあかつきには、必然的にオンリーワンな腕時計を手にしたことになるのだ。

ちなみに、文字盤に使用されている隕石は、なんと45億年前のものと推察される本物の「ムオニオナルスタ隕石」。途方もない時を経てもなお、内部の金属等は変質せずに美しい銀色を保っているのは、まさに宇宙の神秘そのものだ。

【視点2】オリジナルに忠実なデザイン&圧倒的な軽量性を誇るチタン製ケースを採用

ベースとなる「ルナ パイロット クロノグラフ」は、当時の“BULOVA”ロゴや、デイト表示のない文字盤など、オリジナルモデルを忠実に再現。その意匠は当然本作にも受け継がれている。だが、注目すべきポイントはそれだけにとどまらない。

なんと、ケース素材に“チタン”を採用したのだ。軽くて強度が高く、腐食しにくいという特徴から、腕時計にはうってつけの素材。なお、ポリッシュ仕上げを施すことで、上品な艶感も獲得している。

また、ストラップはブラックカラーのレザーストラップを使用。黒系でまとめられた端正で精悍な雰囲気は、あらゆる着こなしと抜群の相性を誇る。

ムーブメントに関しても、ブローバ独自のハイプレシジョンクォーツにより月差±5秒という高精度のものを採用しているなど、腕時計それ自体の完成度が非常に高い。

【視点3】世界限定5000本。ブローバの世界観に浸れる特別仕様

当然だが、隕石は有限だ。ゆえに、「アーカイブスシリーズ ルナ パイロット クロノグラフ 96A312」は、世界で5000本のみ販売される限定アイテムとなっている。

そのため、ケースバックにはシリアルナンバーと、月面着陸日である「1971年8月2日」が刻印された特別仕様。そのほか、ストーリーブック、限定カードなどが付属するなど、ブローバの世界観に浸れる盛りだくさんの内容だ。

■新たな名品へと生まれ変わった「ルナ パイロット クロノグラフ」で宇宙の神秘に触れよう

138億年前に宇宙がはじまり、46億年前に地球ができた。そして、我々の祖先であるアウストラロピテクスが誕生したのが500万年前。こうして、改めて具体的な数字を目にすると、現代の技術をもってしても宇宙については「ほとんど何もわかっていない状態」というのも、妙に納得できる。

しかし、わからないからこそ惹かれるのであり、神秘性を感じてしまうのではないだろうか。だからこそ、いわば“宇宙のかけら”があしらわれた「ルナ パイロット クロノグラフ」に、夢中になってしまうのも無理はない。

■発売が待ち切れない人に朗報。4月1日から開催される特別先行展示イベントをチェック!

ブローバは2024年4月1日〜発売日である4月25日まで、「シチズン フラッグシップストア 東京(※)」及び「シチズン フラッグシップストア 大阪(※)」にて、「アーカイブスシリーズ ルナ パイロット クロノグラフ 96A312」を発売前にいち早く見られる特別先行展示イベントを開催。予約も可能なので、気になる人はぜひ足を運んでみてほしい。

>> BULOVA

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<取材・文/若澤 創>

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