上から横から音が届く!ソニーのワイヤレススピーカーで部屋中を音で満たそう

▲「SRS-RA5000」

「360 Reality Audio」とは、ソニーが新たな音楽体験として提案する、オブジェクトベースの立体音響技術のこと。アーティスト自身の音楽性に従って、ボーカル、コーラス、楽器などそれぞれの音源に距離や角度などの位置情報を付けてコンテンツを制作。再生時には、アーティストの制作意図を反映された立体的なサウンドを、360度全方位から楽しめるというものです。

2019年より欧米にて先行展開していましたが、日本国内でもいよいよ2021年より制作・配信・再生環境の整備がスタート。ポニーキャニオンやワーナーミュージック、ソニー・ミュージックレーベルズをはじめとする国内各レーベルとの連携により、邦楽を含めた配信楽曲の拡充が本格的に開始されます。

「360 Reality Audio」で製作されたコンテンツは、対応するストリーミングサービスを介してスマホやヘッドホン、イヤホンなどで楽しめます。一方、スピーカーに関しては認定機種での再生とされているのですが、まさにその認定スピーカーとして登場するのが、「SRS-RA5000」「SRS-RA3000」です。

特に上位機種「SRS-RA5000」で特徴的なのが、7つのユニットにより構成される全方位スピーカーシステムを搭載していること。スピーカー上部には、独自開発の上向きスピーカーユニットを3基配置し上方向へと音を広げ、中央の3基のミッドスピーカーユニットは水平方向へと音を拡散。さらに、スピーカー下部には、低域を再生するサブウーファーを搭載。合計6.1chのスピーカーシステムで、全身を包むような広がりのある音場と、迫力の重低音を楽しめるようになっています。

▲「SRS-RA3000」

「SRS-RA3000」は、コンパクトな筐体と上質な音楽体験の両立を目指したもの。80mmのフルレンジスピーカーが作り出す豊かなサウンドを、本体上部に備えたオムニディフューザーが360度全方位へと拡散。また効果的に音を拡散して立体感ある音場を実現するビームトゥイーター、低域を増強するパッシブラジエーターを、それぞれスピーカー側面に2基配置。高音から低音まで、これ1台で立体的な音楽体験を可能にしています。

「でも、好きなアーティストが『360 Reality Audio』に対応する楽曲を出しているとは限らないでしょ?」という人のために、両モデルともにソニー独自のアルゴリズム“Immersive AE(Audio Enhancement)”を搭載。一般的な2chステレオ再生の音楽でも広がりのある音場を臨場感たっぷりに楽しめます。

またもうひとつ、特にワイヤレススピーカーにうれしい機能として、スピーカー自体が自ら周囲の環境を測定して自動で音を最適化してくれる“キャリブレーション”機能も搭載しています。使う場所を変えても、周囲に合わせた最適なバランスへと即座に補整。リビング、寝室、書斎など、家中あらゆる場所で、まるでアーティストが演奏している空間に入り込んだかのような豊かな音楽体験が楽しめます。発売は4月16日より。

>> ソニー「ワイヤレススピーカー SRS-RA5000」

<文/&GP>

 

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