NMEA（米国海洋電子機器協会）のメーカー・オブ・ザ・イヤーに連続で選ばれるなど、海洋分野においてもプロフェッショナルを満足させる高い技術力を持つガーミン。その実力を一般ユーザーにも使いやすい腕時計型デバイスへと落とし込んだのが、今回紹介する“quatix”シリーズです。
現行モデルである“quatix 7”は、ガーミンのハイエンドモデル“fenix 7”をベースに、海洋での活動に便利な機能を追加して誕生したシリーズですが、シーズンごとにブラッシュアップを重ね、海洋に特化したスマートウォッチとして進化を続けています。
新作「quatix 7 Pro AMOLED」では洋上での利用を想定して、レンズ部分にサファイアガラス、ベゼル部分にチタン素材を採用。潮風にさらされる海の上でも安心して使用できる、優れた耐水性と耐食性を備えます。
また表示画面には新たに1.3インチ・416×416ピクセルのAMOLED（有機EL）ディスプレイを採用、明るい太陽の下でも暗い船内でも、色鮮やかな表示で優れた視認性を発揮できるのはかなり頼もしい。
機能面では、互換性のあるデバイスと連動することで水深やエンジン回転数、風向きなどのデータを確認できるデータストリーミング機能や、スムーズなクルージングを可能にするオートパイロットアプリ、船内のエンタテインメントをコントロールできるFusion-Linkオーディオシステムなど、海洋での活動をより安全・快適にする機能を搭載。
さらに今回のモデルでは、太陽と月の入り時間から釣りに最適な曜日と時間を予想する“フィッシュフォーキャスト”機能や、対応するトローリングモーターを手首のウォッチから直接制御できる“トローリングモーターリモート”機能など、釣り人に嬉しい機能が新たに追加されています。また気象に関する詳細な情報を確認できる“アクティブウェザー”機能や、緊急時にはSOSモールス信号発光機としても機能する“LEDフラッシュライト”も新たに搭載しています。
地図機能に関しては世界11大陸の海外地図が無料でダウンロードできるほか、Navionicsのデータと統合して海岸図を提供する「BlueChart g3」、米国内陸部の淡水マップ「LakeVu g3」に対応（ただしいずれも有料）し、GPS／GNSSマルチバンドによって洋上での正確な位置の素早く把握することが可能。さらに水上スキーやウェイクボードなどアクティビティのデータトラッキングや、ライディングデータを記録できるサーフィン機能、数日間にわたるセーリングのデータを記録するヨット機能など、マリンスポーツに関する機能も豊富に備えます。
もちろん海上での健康管理に役立つヘルスモニタリング機能もしっかり搭載、いっそうの進化を遂げた第5世代光学式心拍計が、過酷な環境下でもより正確な心拍計測を可能にしています。駆動時間はGPSモードで約42時間、スマートウォッチモードで約16日間。日常生活の中でもマリンムードを演出できる、おしゃれなデザインも魅力です。
>> ガーミン
＜文／&GP＞
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