■「これあったね!」と盛り上がれるのが楽しい
ここからは、まほうびん記念館で見つけた懐かしの製品を、写真とともにご紹介しましょう。
▲ガラスまほうびん初の保温ジャー。象印のロゴがいまとはまったく異なる
▲1960年代後半は花柄ブーム。鮮やかな色や花びらのみずみずしい質感を表現するのに、高い印刷技術が採用された
▲世界初の電子ジャーを発売したのも象印だった。ここにも花柄が使われている
▲電気スロークッカーもこうして見ると昭和レトロなデザインに思える
▲象印が餅つき器を出していたとは知らなかった
▲「おすしやさん」は、握り寿司が作れるクッキングトイ
▲「らーめんポット」は、カップラーメンブームに合わせて開発されたまほうびん
■「まほうびんの森」には110本のまほうびんを展示
今回のリニューアルの目玉となるのが、110本のまほうびんの収蔵展示コーナー「まほうびんの森」。とにかく室内はまほうびんだらけ! いろんなデザインがあるので、ひとつひとつ見ていくだけでも存分に楽しめます。
▲入り口の形はポットペリカン
▲思わず「すごい!」と声に出してしまう数のまほうびんが並んでいる
▲凝ったデザインのものも多く、いま販売しても売れそうだ
▲ひとことで「花柄」と言ってもバリエーション豊かなことに驚かされる
▲幼い頃に実家で使っていたポットも発見。思わず母に写真を送ったら、「懐かしい」と言っていた
▲展示場内の照明もガラス製まほうびん型になっている
このコーナーだけでもまほうびん記念館に来たかいがあったと思えるはず。さらに、象印だけでなく、まほうびんメーカー各社を紹介するコーナーもあるんです。
▲まほうびんを扱うのは大阪の企業が多いそうだ
これだけ充実の内容で、入場は無料。ただし見学は事前予約制で、平日のみとなっています。レトロなものが好きな人ならテンションが上がること必至のまほうびん記念館にぜひ足を運んでみてください!
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(取材・文/今西絢美)

いまにしあやみ/エディター、ライター
編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。






































