【MINIクラブマン試乗】オシャレだけど使えるワゴンに。切れ味のいい走りは健在!

新しいMINI「クラブマン」は、普通にいいクルマでした。

MINIクラブマンとは、いわばMINIの顔を持つコンパクトワゴンのこと。先代のクラブマンは、左側に1枚、右側に観音開きの前後ドアを持つ変則的なスタイルを採用していましたが、今回はコンベンショナルに、前ヒンジの4枚ドアスタイルに。ただし“スプリットドア”こと、両開きのリアドアは引き継がれました。

冒頭で“普通に”と記したのは、ドアのレイアウトが普通に変わったから、だけではなく、MINIブランドのクルマに対して抱きがちな先入観…、例えば「スタイル優先で使い勝手は悪いんじゃないの?」とか「やたらとクイックなハンドリングで運転感覚が独特なのでは?」という、ある種の期待が混じった不安に対し、「そんなことありませんよ!」と伝えたい思いからの“普通に”なのです。

新しいMINIクラブマンのラインナップは2種類。

1.5リッターの直3ターボ(136馬力/22.4km-m)に6段ATを組み合わせた「クーパー クラブマン」が344万円。2リッター直4ターボ(192馬力/28.6kg-m)にMINI初となる8段ATを採用した「クーパーS クラブマン」が384万円となります。

 ■ワゴンだけど実用一点張りじゃないところが◎

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