キャンプにも使える釣り用の防水ツールバッグを見つけたぞ!

■朝3時に起床して、いざ夏の相模湾へ!

8月某日、真鶴から相模湾へ向けて出船。アブ・ガルシアのニューバッグをお供に五目釣りへ行ってきました。風もなく、潮もいい感じに流れておりコンディションは抜群ということで、はやる気持ちが抑えられません。早く釣らせて(笑)

ポイントに到着したら、さっそく釣りのスタート。必要な道具を取り出します。今回、防水性能を試すためにも、中にはモバイルバッテリーが入っています。濡れたら一環の終わり! まあ心配することもないだろうと、いそいそエサを投下します。

はい、ウマヅラハギがさっそくヒット! デカい! こりゃあ肝と一緒に刺身で日本酒を一杯…、なんて妄想が広がります。続いて沖メバル、シキシマハナダイ、ウッカリカサゴ、マハタ、サバとなんでもござれ。

▲カサゴにしては大きいと思ったら、船長さん曰く「ウッカリカサゴ」と呼ばれる大型の種類。35cmオーバーでした

クーラーボックスに入り切らないほどの大収穫

半日船だったので、朝6時出船の11時終了でしたがヒットしまくりの大満足。しばらく魚には困らないな~という近年まれに見る大漁となった真鶴釣行でした。そこでふと、足元を見るとびしょ濡れになった「アブ 防水3Wayツールバッグ」が…。

でも中身を空けてみたらモバイルバッテリーは全然無事で、まったく他のものも濡れていませんでした。さすが釣り用ツールバッグ! 海水ごとき、問題じゃない模様。だけどちょっと魚臭くなったので、自宅に帰って水洗いしておきました。

▲海水かぶったくらいじゃビクともしないので、ホースで一気に水洗い

 

■釣りだけでなくピクニックやキャンプでも活躍する予感

さてここで、「アブ 防水3Wayツールバッグ」について使い勝手を紹介しておきましょう。正式には取り外し可能なライナーつきの防水タックル保護ケースで、サイズ感は幅44.5cm×奥行き18cm×高さ20cmという直方体のデザイン。持ち手が3つあり、横と縦の2方向から持ち運べます。

▲また、止水ジッパーの引き手には暗闇で光る蓄光素材が使われており、夜釣りなどの暗いシーンでもサッと開閉が可能

注目なのが、取り外し可能な保護材入りのインナーバッグ。外してしまえば中も水に強い防水バッグに変身します。そこで思いついたのが、これキャンプとかにも使えるんじゃね?ということ。デザインもキャンプサイトに合いそうだし、防水は本当に心強い。単純にガジェット入れとしても使えるじゃん、ということでいろいろと試してみました。

▲インナーカバーを外した状態

 

▼水を張って飲み物を入れてみた

中が濡れても大丈夫そうなので、水を張ってドリンク類を入れてみました。氷も入れればピクニックやキャンプで使えそう。ただ、バッグが結構柔らかいため、かなり水の重さで変形します。ジッパーを閉じてしまえば大丈夫ですが、開けっ放しだと水やドリンクがこぼれてしまう可能性も。クーラーボックスに入り切らなくて、一時的に緊急回避する場合くらいなら代用できると思います。

 

▼使った食器を入れてみた

キャンプで使用済みの皿を置く場所って、いつも困るんですよね。バケツに水を張ることもありますが、これも代用できると思ってチャレンジ。ドリンクと同じく若干バッグの形状が不安定とはいえ、この使い方はアリだな。ジッパーを閉めておけば、夜に片付けが面倒くさくなって放置するときも虫や動物が寄ってきません。

 

▼水遊びの道具を突っ込んでおける

一番活躍しそうな使い方がこれ。濡れたサンダルとか着替え、水遊びのオモチャなどを入れて置けるのがうれしいですね。いつもはビニール袋とかを持ってきますが、あまりカッコいいものではないし、穴が開いてると結局クルマの中で床が水浸しになるパターンもあるので。

*   *   *

さすが釣りメーカーと言いたくなる機能性の高さと、普段使いできるデザインがちょうどいい、夏に必需品となりそうなバッグでした。まあ釣りで使ったあとは、丁寧に洗わないと魚臭くて代用できませんが、釣りやキャンプ・ピクニックで使える、なかなかのポテンシャルを秘めたアイテムだと思います。

そして釣ったお魚はスタッフ(筆者)がおいしく調理して頂きました。塩焼き、刺身、煮付けで日本酒を一献。贅沢な魚づくしの夜を過ごさせてくれた海の恵みに感謝です。

>> アブ・ガルシア「Abu 3Way Tool Bag Water Proof(アブ 防水3Wayツールバッグ)」

<文・写真/三宅隆(&GP)>

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