【ドクダミ処理】草を“なでるだけ”で刈れるってホント!? トゲトゲ円盤「ウェーブカッター」でサクッと除草

芝生の中から顔を出すスギナなどには、手首のスナップを効かせて軽くひと振り。ザクッと気持ちよく刈れていきます。力任せにするより、リズムが大事。

細長い、ひらひらした雑草には地面すれすれをこするように当てると効果的。根元あたりでギザギザが引っかかって、ザクザクと削れていきます。

少し角度をつけて使うと、より効率よく刈れます。全面にギザギザが付いているので、同じ場所にいながら周辺を刈り尽くせるのも良い。

また、前回紹介した「雑草ブラシ」が得意だったコンクリートのすき間に生えた雑草や芝生の処理も、そこそこいけます。大雑把に仕上げる程度であれば十分です。

とはいえ、万能ではありません。たとえば砂利の間に生えた雑草には不向きかも。石がじゃまになってうまく削れないことも。見た目どおり、“手動の刈払機”という認識がしっくりきます。

なお、このウェーブカッター、少し重みがあります。しっかり握って使う必要があるぶん、長時間の作業では腕が疲れてくるかも。休憩をはさみながら、ほどほどのペースで使うのが◎。何にせよ、暑い時期の作業なので、ちょうどいいかもしれませんね。

というわけで、ネタっぽい見た目とは裏腹に、かなり実用的な草刈りアイテムでした。雑草界隈ご存知の「三角ホー」と同じような使い勝手だけど、「三角ホー」よりも疲れない印象。私の雑草処理アイテムの1軍入りです。「なるべく地面を荒らさず、エリアごとにサクッと処理したい」というような場合には、今のところベストかもしれません。

▼実際の使い勝手は動画でチェック

 

 

<取材・文/山口健壱(&GP)>

山口健壱|キャンプ・アウトドアと動画担当。2年半ほどキャンプ場をぐるぐる回って、回り回って&GP編集部所属。“キャンプの何でも屋”としてキャンプを中心にライティング、動画製作、イベントMCなどを行う。ボサボサの庭はまずいので今年も楽にガシガシ使える除草アイテムを試してみる所存。

 

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