ミリタリー仕様の圧倒的な実力とは【僕たちの好きなU.S.A. PRODUCTS】

▼5倍の強度でビジネスツールをタフに守る

ブリーフィング
「A4 3WAY LINER」(5万6160円)

“ミル・スペック準拠のミリタリズム” を追求するブリーフィングは、メイン素材に「 1050デニースバリスティックナイロン」を使用。これは耐摩耗性に優れる素材。ブリーフ、ショルダー、バックパックに使い分けられるこのモデルは、薄マチながらPC収納部も備える。

▲金属パーツももミル・スペックに準拠したもの。縫製にも独自技術 を採用し、縫い目のほころびを防ぐ

▼独自フレーム&機能で運搬性を劇的アップ

ミステリーランチ
「3 DAY アサルト CL」(7万5600円)

このバッグは、アメリカの特殊部隊や森林消防隊で採用されたモデルがベースで、過酷な環境でも運搬性能を損なわない独自構造が特徴。背面高とハーネスを無段階調節できるシステムや、開口部の3ジップデザインなどにより、状況を問わず高い機能性を発揮してくれる。

▲ウエストベルトは側面のポケットに収納できる仕様。荷物量や移動時の状況に応じて柔軟に使い分けられる

▼伝統の視認性で過酷なミッションをサポート

ルミノックス
「マスターカーボンシール3800シリーズ Ref.3801.C.SET」(9万2880円)

米海軍の特殊部隊などからの要請で時計を開発してきたルミノックスを代表する技術が、高い視認性を誇る自己発光システム。片面無反射コーティング風防との組み合わせで、夜間でも時刻をしっかり確認できる。300m防水に対応するモデルは、NATOストラップと工具が付属。

▲ケースにはカーボンを40%混合した素材を使用。軽量かつ耐久性や耐水性、耐熱性、耐寒性などに優れている

▼3重メッキ処理がクリアなビーム光を守る

シュアファイア
「E1B-MV」(3万8016円)

レーザー技術を応用した製品が世界中の軍や警察などに採用されているシュアファイアのフラッシュライトは、高い耐久性を誇るボディも特徴。このモデルも耐摩耗・耐腐食に優れるミル・スペック準拠の3重メッキ処理が施してあり、高い性能をハードな環境でも長く使える。

▲明るく幅広の照光パタ ーンを2段階で切り替え可能。後部ツマミの回転とボタン操作で使い分けられる

▼弾丸すら貫通させないレンズが目を防御

EES
「EE9015-08」(2万3760円)

米軍に加え、120カ国以上の軍隊や警察などにアイウェアを供給するESSの製品は、耐久性に優れたレンズが最大の特徴。特に耐衝撃性能が高く、このモデルのレンズも10mの距離から散弾銃で撃たれても割れない強度を誇る。キズ防止コーティングやUVカット機能も備えている。

▲フレームは軽量かつ熱による変形に強い素材を採用。薄型なのでヘルメットや通信機器なども着用しやすい

▼屈強なタフネス仕様で場所を選ばず活躍

CAT
「S41 SMART PHONE」(実勢価格:6万5000円前後)

建設機械などで知られるキャタピラーブランドのスマートフォンは、まさに “現場仕様” といえるタフネス機能が凝縮。耐衝撃性能は、ミル・スペック準拠で、高さ1.8mからコンクリ ートへの落下試験をクリアしている。防水防塵性能も高く、アウトドアで頼れる存在となる。

▲5000mAhの大容量バッテリーを搭載。専用ケ ーブ ルを使えば他のスマホなどにも電源供給できる

▼ペットもミルスペックがあれば安心?

キロナイナー
「コンパクトドッグベスト」(1万2500円~1万9900円)

ロサンゼルス発のペット用品ブランド「キロナイナー」の製品は、ミルスペック準拠のパーツや素材を使用。同時にペットが使用する際の快適さも考慮してあり、強さと優しさを兼ね備えたアイテムだ。

 

■男が憧れる“強さ”を実感

アメリカブランドの製品には、軍隊や特殊機関での使用を想定したり、実際に採用実績があるものも少なくない。その多くはハードな環境での酷使に耐えうるタフネス性能を謳っているのだが、中でも米国国防総省がさまざまな物資を調達する際に使われる規格、いわゆる “ミル・スペック” は有名だ。

武器システムから日用品、服飾品など、軍で使うあらゆる物資に適用されるため、ミル・スペック対応を謳う一般向けの製品ジャンルは多岐に渡っている。素材やパーツにも適用されており、一見ミリタリーモノに見えない製品の中にも、それらを利用したアイテムが実は多いのだ。

もちろん私たちが普段使いするアイテムに、そこまでの性能が求められる場面はほとんどない。しかし、圧倒的なハイスペックは、使う人に絶大な安心感を与えると同時に、所有欲も高めてくれる。男が憧れる強さを肌に感じられるところも、こうしたアイテムの魅力だろう。

本記事の内容はGoodsPress6月号48-49ページに掲載されています

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(文/高橋智 写真/田口陽介)

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