作品史と共に振り返るヒーロー&怪獣の秀逸フィギュア【ニッポンの精密キャラホビー】

【1950~1960年代の主な特撮作品】

1954年
・映画『ゴジラ』(ゴジラシリーズの始まり)
・映画『ゴジラの逆襲』

1956年
・映画『空の大怪獣ラドン』

1957年
・映画『スーパージャイアンツ』
・映画『地球防衛軍』

1958年
・テレビ『月光仮面』
・テレビ『遊星王子』
・映画『大怪獣バラン』

1959年
・テレビ『七色仮面』
・テレビ『まぼろし探偵』

1960年
・テレビ『地底人8823(はやぶさ)』
・テレビ『怪獣マリンコング』
・テレビ『怪傑ハリマオ』
・テレビ『ナショナルキッド』

1961年
・テレビ『ナショナルキッド』
・映画『モスラ』

1962年
・映画『妖星ゴラス』
・映画『キングコング対ゴジラ』

1963年
・テレビ『宇宙Gメン』

1964年
・映画『モスラ対ゴジラ』
・映画『三大怪獣地球最大の決戦』

1965年
・映画『フランケンシュタイン対地底怪獣』
・映画『大怪獣ガメラ』(ガメラシリーズの始まり)
・映画『怪獣大戦争』

1966年
・テレビ『ウルトラQ』(ウルトラシリーズの始まり)
・映画『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』
・映画『大魔神』(大魔神シリーズの始まり)
・テレビ『マグマ大使』
・テレビ『ウルトラマン』
・映画『大魔神怒る』
・映画『大魔神逆襲』
・映画『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』

1967年
・映画『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』
・映画『宇宙大怪獣ギララ』
・テレビ『仮面の忍者赤影』
・テレビ『キャプテンウルトラ』
・テレビ『大巨獣ガッパ』
・テレビ『ウルトラセブン』
・テレビ『怪獣王子』
・映画『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』

1968年
・映画『幻の大怪獣アゴン』
・映画『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』
・テレビ『マイティジャック』
・映画『怪獣総進撃』
・映画『ガメラ対大悪獣ギロン』
・映画『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』

■『大怪獣ガメラ』(1965年)

東宝の “ゴジラ” と並び評される、大映の怪獣映画。見た目どおり亀がモチーフで、子供の味方としても有名だ。樋口真嗣氏が特技監督を務めた平成シリーズも評価が高い。

▼“バニシング・フィスト”をパーツの差し替えで実現!

TAMASHII NATIONS
「S.H.MonsterArts ガメラ(1999)」(1万800円)

1999年に公開された映画『ガメラ3 邪神<イリス>覚醒』に登場するバージョン。甲羅をはじめ、各部のディテールは劇中そっくりに作り込まれている。また、必殺技“バニシング・フィスト”を再現するためのクリアパーツ製の腕も付属する。全高約16cm

▲パーツの差し換えと台座によって、四肢を翼のようにした飛行形態でのディスプレイが可能。多彩な形態で飾れるのも大きな魅力だ

 

■『大魔神』(1966年)

大映の特撮時代劇作品。1960年代に三部作が作られた。物語は権力者の圧政に苦しむ人々の願いによって目覚めた大魔神が、悪人を退治する勧善懲悪モノとなっている。

▼付属パーツで異なる表情にチェンジ

海洋堂
「【センムの部屋】ROOM-EX大魔神」(3240円)

「怪獣の父」こと高山良策氏が造形した大魔神は、造形集団でもある海洋堂にとって思い入れの強い存在。そんな大魔神を海洋堂社長 “宮脇センム” のキモ入りでアクションフィギュア化。“怒る” 前のハニワ顔、刀、大魔神にこらしめられる侍まで付属。全高約12.5cm

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