LINEよりも簡単? iPhoneにも対応した画像も送れるSMS「+メッセージ」とは

■「SMS」と「+メッセージ」の違いとは

「+メッセージ」はNTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクの3社が共同で開発したサービスです。SMSに続く次世代のコミュニケーションサービスとして、世界各国の通信事業者が導入に取り組んでいる「RCS(リッチコミュニケーションサービス)」をベースにしています。しかし「+メッセージ」は今のところ、3大キャリアのスマホとタブレットでしか利用できません。ワイモバイルやMVNO(格安SIM)では使えないので注意しましょう(2018年7月現在)。

▲SMSと「+メッセージ」の違い。SMSは送信側にだけ送信料が課金されたが「+メッセージ」は送受信の双方が課金対象となる

 

■まずは専用アプリをダウンロード

「+メッセージ」を使うには、「+メッセージ」という専用アプリが必要です。

5月以降に発売されたAndroidスマートフォンには、「+メッセージ」というアプリがプリインストールされています。もしくは、アプリのダウンロードページにアクセスできるショートカットアイコンが用意されているはずなので、それをタップして、ダウンロードしましょう。

それ以前に購入したAndroidスマートフォンで「+メッセージ」を使う場合、キャリアによってアプリの入手方法が異なります。ドコモのスマホは「dメニュー」アプリで「+メッセージ」を検索すると、「+メッセージ」アプリのダウンロードページに進めます。auのスマホは「au Market」からダウンロードできます。ソフトバンクのスマホは「Playストア」からダウンロードしましょう。

▲ドコモ向け「+メッセージ」アプリをダウンロードできるページ

なお、6月21日からiPhoneでも+メッセージが使えるようになりました。iPhone用の「+メッセージ」アプリは「App Store」からダウンロードできます。

▲iPhone向けの「+メッセージ」アプリは3キャリア共通

 

■初期設定は「LINE」より簡単!

「+メッセージ」を使うには、「+メッセージ」アプリを起動して、初期設定を行う必要があります。「設定」と言っても、画面に表示される説明を読んで「次へ」や「許可」「OK」をタップしていくだけです。最後に表示される「利用条件等」(iPhone向けアプリでは「利用規約」)を読んで、「同意する」をタップすると、もう使い始められます。

▲ドコモのAndroid向けアプリの初回起動画面

▲iPhone向けアプリを起動すると、この画面が表示されるので「次へ」をタップして初期設定に進もう

▲初期設定の途中にWi-Fi接続を解除する必要がある。モバイル回線がつながる場所で設定を行おう

▲ドコモのAndroid向けアプリでは、このような画面が表示される。「+メッセージ」アプリでSMSも送受信できるので「変更」をタップしよう

▲最後に表示される「利用条件等」画面で「すべて同意する」をタップ。iPhone向けアプリでも同様の画面が表示される

「+メッセージ」は、専用アプリを使ってメッセージや写真、スタンプなどを送受信できます。スマホユーザーに広く普及している「LINE」に似たサービスともいえます。LINEに比べると、初期設定が簡単なので、おそらくシニア世代でもスムーズに使い始められるのではないかと思います。

 

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