「Apple Pay」ではできない「LINE Pay」の銀行口座からのチャージが便利!

「LINE Pay」は、2014年12月にLINEがリリースしたサービスです。

筆者もサービス開始直後に申し込んで利用し始めたのですが、当時は使いにくいところが多かったものの、いまはかなり使い勝手が良くなっているんです。

クレジットカードを登録することで、毎回カード番号を登録しなくてもネットショッピングの決済ができるのが特徴。利用できるクレジットカードは以下のとおりです。

  • VISA
  • Master
  • JCB
  • AMEX
  • Dinersカード

これだけ網羅していれば、手持ちのクレジットカードのうちどれかは登録できるのでは?

基本的には、このクレジットカードを使ってLINE Payにチャージする仕様です。クレジットカードを直接使うのではなく、LINE Payを介して支払うイメージですね。

さらに、多彩なチャージ方法が選択できるのが強み。これは電子マネーとしてかなりありがたいですよね。

  • 銀行口座
  • LAWSONレジチャージ
  • Pay-easy
  • コンビニ
  • オートチャージ

とくに便利なのが銀行口座からのチャージ。ゆうちょ銀行、みずほ銀号、東京三菱UFJ銀行などの銀行口座を登録し、そこからLINE Payにチャージできます。

サービス開始当初は対応する銀行が限られていましたが、2年を経たことでかなり充実しています。とはいえ、銀行の営業時間外にはチャージできないので、夜にチャージしたいときに使えないのは弱点ですね。

また、ローソン、ファミリーマート、ミニストップなどの店頭端末を使って現金チャージも可能です。これならクレジットカードを持っていない人でも手軽に利用できます。

 

■現在は「LINE Payカード」の発行が必須

今回、LINE Pay未登録のスマホで使おうと、「LINE」アプリの「その他」タブで「LINE Pay」を起動してみると、どうやら「LINE Payカード」を発行するのが必須条件になっていました。


このカードを受け取り、LINEアプリで利用開始手続きを行うと、LINE Payが使えるようになります。

LINE Payカードは、手数料や年会費のかからないチャージ式のプリペイドカードです。年齢制限や発行審査がないので、誰でも利用できます。

コンビニやスーパーなど、国内外のJCB加盟店である約3,000万以上の店舗や、インターネットでの買い物に利用可能。本人確認を行えば海外でも使えます。

また、100円の利用につき還元率2%である2ポイントが貯まり、貯まったポイントは1000ポイントからLINE Payの残高として交換できるメリットがあるようです。

この2%という還元率は一般的なクレジットカードよりも高く、モバイルSuicaへのチャージにも対応しています。さらに、LINEのMVNO「LINEモバイル」の支払いのクレジットカードとして、LINE Payカードを使うこともできますよ。

先ほど紹介した「LAWSONレジチャージ」は、LINE Pay カードを使ってローソンの店頭でチャージするのにも使えます。ウェブや店頭での決済についてはこのチャージ式のカードも、スマホの「LINE Pay」も同じですが、大きな違いがあるんです。

 

■LINE Payユーザー同士で使える割り勘&送金機能

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