LINEのAI「Clova」搭載のスマートスピーカー「WAVE」がついに登場!

■会話をすればするほど学習するスマートスピーカー「WAVE」

「Clova」とは、LINEとNAVERが共同開発プロジェクトとして研究開発を進めているクラウドAIプラットフォームです。その「Clova」を搭載する初の製品として今回「WAVE」が登場しました。

「WAVE」は、音声コマンドで操作できるスマートスピーカーです。利用者と簡単な会話をし、質問に答え、ニュースや天気予報などその時々に必要な情報を提供します。日本の住宅環境を考慮し、5m離れても音声を認識するので遠くから話しかけることができます。

サイズは幅約8.6cm奥行き約13.9cm高さ約20.1cmで、重さは998g。リビングやベッドルームに置いても場所を取らない大きさに設計したとのこと。バッテリーを内蔵するので部屋間の移動も容易です。Wi-Fiは2.4GHz、BlueToothは4.1に対応します。

音楽再生機能も備えており、音楽配信サービス「LINE MUSIC」が提供する約4千万曲が聞き放題。使えば使うほどに学習して利用者の好みに合った曲を推薦します。そのほかにも、音声でテレビやエアコンのON/OFFの操作や、LINEの返信の読み上げや返信も可能になる予定です。スピーカーは、2.5インチの20Wウーハーと1インチの5Wツイーター2基を備えます。ノイズキャンセリング機能も搭載です。

▲LINE株式会社 取締役 CSMO 舛田 淳氏

会場では舛田氏がデモンストレーションとして、「WAVE」の機能を実演。WAVEは、その場に合った音楽や、舛田氏に合った音楽を流すというリクエストにスムーズに答え、音楽を選曲していました。

販売予定価格は1万5千円で、今年の秋頃に正式版が発売される予定です。それに先立ち先行版が、販売予定価格1万円で夏頃に発売予定となります。先行版は音楽再生機能に限定されますが、正式版の販売時にほかの機能も同様に使えるようアップデートされます。

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