本当にうれしいのは、そのハイブリッドシステム“インテリジェント ディアル クラッチ コントロール”が環境性能（特に燃費性能）に優れるだけでなく（4WD車の場合JC08モードで20.0km／L）、モーターとエンジンの出力を巧みに組み合わせることで、パワフルな走りを追求したこと。つまり走って楽しい、使いこなして楽しい、そんなハイブリッドカーに仕上がっているのです。
このハイブリッドシステムが優れているのは、モーターにふたつのクラッチを加えることで、エンジンから完全に切り離せるようになっていること。このおかげで高速道路でもエンジンを停止させ、モーターだけで効率よく走れるのです。もちろん、モーターとエンジンが協力すれば、低速から全域にわたって2.5リッターガソリン車を凌ぐトルクを発生。急勾配でもグイグイ登り切るパワフルな走りを期待していいはず。エクストレイルはこうでなければなりません。
しかも、安全装備をアップグレードさせてドライバーに優しくなったのもトピックス。“エマージェンシーブレーキ パッケージ”はフロントにカメラを備え、前のクルマなどに衝突しそうになるとディスプレイやブザーでアラート。それでもドライバーが安全に減速できないと緊急ブレーキを発動。衝突そのものを回避したり、衝突の被害や傷害を軽減したりしてくれるのです。
加えて、エクストレイルでは初めてスマホ連携機能を採用した“NissanConnectナビゲーションシステム”を搭載。スマホのアプリをナビ画面に表示したり、位置情報をナビの目的地に設定したり、メールを送受信できたりと、新たな道具感も備えるに至っているのです。
しかも、エコカー減税により、自動車取得税は全額免税。自動車重量税も購入時と車検1回目が全額免税です。エクストレイルは買い求めやすさでも、極めてパワフルになっています。
日産エクストレイル
20X HYBRID “エマージェンシーブレーキ パッケージ” 4WD
301万1040円
（文／ブンタ）
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