食材が焦げ付かないように裏返したりかき混ぜ続けたり…フライパンにつきっきりの調理は、特に暑い季節は大変ですよね。そこで大活躍してくれそうなのが「トンドリオーブン」です。
使い方は、家庭のガスコンロの上に付属の台を置き、その上に鍋をセットすればOK。下ごしらえをした食材を入れてふたを閉め、スイッチを押すだけで、あとは横型のドラムが勝手に回転して食材をじっくりと調理してくれます。回転中は、ドラム内部に設けられた “かえし” がしっかりと食材を攪拌する仕組みです。
ふたはスライドロック式でしっかりと閉まるので圧力鍋のような効果があり、セラミックコーティングによる遠赤効果で食材にむらなく火が通るので、オーブンのような効果も。余分な水分や脂は排出するので、肉などの食材を、外はカリッ、中はふっくらジューシーに仕上げてくれます。落とした油は洗浄受け皿に溜まるようになっていて、お手入れも簡単です。
さて、この「トンドリオーブン」でどんな調理ができるのかというと、たとえば、細く切ったごぼうとにんじん、調味料を入れれば、きんぴらごぼうのできあがり。また、冷凍のままのむきエビと野菜、調味料を投入すればエビチリが完成。さらに、下味をつけたブロック肉をまるごと鍋に入れれば、焼き豚や生姜焼きロース肉、タンドリーチキンなど豪快なメニューが作れるとのこと。
トンドリオーブンで作れるレシピブックも付属しますが、アイデアと工夫次第で幅広い調理ができそうです。ただし、汁物や煮物など大量の汁を使った調理は不向きですし、縦置きして、一般的な鍋のように使うことはできないのでご注意を。
本体は単3乾電池2個で稼働するので、家だけでなくアウトドアにも持ち出すことが可能。炭火タイプのバーベキューコンロでは使えませんが、ポータブルのカセットコンロなどを活用して、外で本格的な調理もできそうです。
この「トンドリオーブン」は、7月28日現在、クラウドファンディング・Makuakeにてプロジェクト展開中。本体（ドラム・ドラム台・フタ）にトング、アウトドア用キャリーバッグ、デジタルタイマーを付属して1万6038円から支援受付中です。
>> Makuake
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（文／＆GP編集部）
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