光学式か電子式か、切り替え可能なファインダーが面白い

富士フイルム「X100シリーズ」の第5世代モデルとなる「FUJIFILM X100V」は、基本デザインは定評のある既存のモデルをベースとしながら、シリーズで初めてボディ天面及び底面にアルミニウムを採用した、高級感溢れる外観に仕上げています。

レンズには非球面2枚を採用した、「X100V」専用設計の高性能レンズを新開発。画面全域において高解像・高コントラストを活かしたシャープな描写を可能にする、焦点距離23mm(35mm判換算で35mm相当)・F2の明るい固定式短焦点レンズを搭載しています。

さらにイメージセンサーには最新の裏面照射型2610万画素“X-Trans CMOS 4”センサー、画像処理エンジンには高速画像処理エンジン“X-Processor 4”を搭載し、高画質を実現しています。

▲シャッタースピードダイヤルないにISOダイヤルを内蔵した“ビルトインISOダイヤル”を搭載

さまざまな進化を遂げた「FUJIFILM X100V」の最も特筆すべき特徴は、電子式ファインダーと光学式ファインダーを自由に切り替えられるという、ファインダーにこだわりをもつ生粋のカメラ好きにはたまらない機能”アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー”です。

高級コンデジの多くに搭載されている電子式ファインダーは、明暗の強い環境でも画像を確認できたり、撮る前にファインダー内で露出補正やホワイトバランスなどの絵作りができるといった点がメリット。

▲超薄型の液晶モニターをフルフラットに格納できる設計を採用

一方で光学式ファインダーは、窓から外の風景を見るような、すっきりと気持ちいい視界や、動く被写体に強いといった、人の感覚に近い使いやすさがあります。

「FUJIFILM X100V」は、こうした電子式・光学式のいいとこ取りができるという贅沢な仕様。さらに、電子式ファインダーに「X100シリーズ」として初めて超高精細約369万ドットの有機ELパネルを採用、また光学式ファインダー上に小型の電子式ファインダーを同時表示できる“エレクトロニックレンジファインダー”機能を搭載するなど、性能も進化しています。

ファインダーを覗いた撮影スタイルに特化していますが、コンデジの撮影スタイルとして定着している液晶モニターを見ながらの撮影機能も向上。ボディ背面に「X100シリーズ」として初めてチルト式液晶モニターを搭載し、ハイアングルからローアングルまで様々なスタイルでの撮影を可能にしています。

カラーバリエーションはシルバーとブラックの2色で、発売時期はシルバーが2月下旬、ブラックが3月を予定です。

>> 富士フイルム

 


[関連記事]
スタミナ仕様でAF強化!ニコン新型一眼レフ「D780」いよいよ登場!

個性際立つポール・スミス×「ライカ CL」がレア感ある!

一眼カメラ初心者でも使いやすいPENにオールブラックが出るぞ!


(文/&GP編集部)

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする