オイルランタンの熱を使って保温調理って確かに賢い!

一般にオイルランタンの排熱温度は200℃前半~300℃前半。サイズや種類、芯の出し方にもよりますが、想像以上に高温になっています。だったらその上に何か載せられたらいいんじゃないの?という発想から誕生したのがこの「WAMP」。ごく端的に言えばジュラルミン素材でできた王冠状のヘッドのようなもの。この「WAMP」をオイルランタンの上に載せることで、飲み物や食材を入れた器を安定した状態で載せられるというわけです。

開発したのは、愛知県春日井市に本社をおく来光工業が展開するキャンプギアブランド・Definitely(ディフィニトリー)。本来は航空機や宇宙産業、自動車、工作機械などに関わる、超精密な部品の製造加工を得意とする企業だけに、完成度の高さは推して知るべし。

本体サイズは直径80mmで、高さは79mm、重さは約135g。デイツ78やフュアハンド276、キャプテンスタッグ(中)、カメヤマランタンなど、さまざまなメーカー、ブランドのオイルランタンに装着できるよう設計されています。

ランタンに載せた状態での上部温度はおよそ70~80℃と、飲み物を注いだマグカップやシェラカップを保温したり、缶詰などをじんわり温めるにはちょうどいい熱量。お湯を沸かしたり食材に火を通したりというわけにはいきませんが、逆にチーズフォンデュやアヒージョのように高温にしすぎたくない調理にはうってつけ。

冷え込む時期ならスープやコーヒー、熱燗やホットワインなどを熱々のままじっくり楽しむのにもよさそうです。

本体サイドに開いた孔にはカラビナやロープなどを通すこともできるので、バックパックなどに取り付けての携帯にも対応。ランタンに載せる以外にも、単独で固形燃料使用時の五徳としても活用できます。

ベーシックなシルバー、ブラックに加え、今回のMakuakeプロジェクトでは限定色のブルー、グリーン、イエロー、オレンジと豊富なカラーバリエーションをラインナップ。手持ちのランタンと色を合わせれば、統一感のあるコーディネイトが楽しめます。

Makuakeでの先行販売は9月3日からスタートです。

>> Makuake

<文/&GP>

 

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