もう挫折しない!カンタン初期設定のスマートリモコンで目指せスマートホーム

7月中旬より発売のラトックシステム「smaliaスマートリモコン」は、スマホやスマートスピーカーを使って手持ちの家電を操作するためのスマートリモコン。専用リモコンの代わりに「smaliaスマートリモコン」本体がそれぞれの家電に対して赤外線を発信、電源オンオフをはじめとするさまざまな操作を実行します。常時接続できるWi-Fi環境さえあれば、手持ちの家電がすぐさまスマート家電に変身するというデジタルガジェットです。

もちろん、こうしたスマートリモコンは今までも多々ありましたが、初期設定が案外難しく、中には最初の一歩で撃沈するユーザーも。その理由は、一般家庭で使用されるWi-Fiネットワークでは2.4GHzと5GHzという2つの帯域が使われていることにありました。多くのスマート家電では2.4GHzのみが使用されているため、スマートリモコンも初期設定でこの2.4GHzを介してスマホとつなぐ必要があるのですが、そもそもライトユーザーのほとんどは、自分がどちらの帯域を使って接続しているかなんて意識していない…。

そこでこの「smaliaスマートリモコン」では、この最初の関門をクリアするために初期設定にはBluetoothを活用。さらに2.4GHz/5GHzの両方に対応することで、スマホがどちらの帯域を使っていても接続できるようになっています。

導入するにはまず専用アプリをスマホにインストール。次にスマホのWi-Fi、Bluetooth、位置情報を全てオンにしてアプリを起動。アカウントを設定したら、Bluetooth経由で検出した「smaliaスマートリモコン」本体にスマホの接続先と同じWi-Fi接続環境を設定すれば準備完了。あとは使いたい家電や手持ちのスマートスピーカーなどとの連携を順次設定していけばOKです。

家電の登録も、あらかじめプリセットされた家電情報をメニューから選ぶだけだから簡単。またスマートスピーカーとの連携も、Amazon echoシリーズとGoogle Nest/Homeの両方に対応。SiriやGoogleアシスタントを使ってスマホに直接話しかけての操作も可能です。

登録したリモコン信号は赤外線で家電に送信。見通しがあれば最大25m届きます。

また温湿度や照度を検知するセンサーを本体外部に取り付けられたアーム部分に内蔵していて感度はバッチリ。同社製環境センサー「RS-BTEVS1」(1万9800円)と連動させれば、Bluetooth経由で室内の二酸化炭素濃度などを検知して空気清浄機を自動で動作させるなんてことも可能です。

スマホ経由での遠隔操作はもちろん、決まった時間にオンオフを実行するタイマー設定、さらに明るさや温湿度などの条件に合わせて自動で起動させたり、使い方は自由自在。さらには「いってきまーす!」と声をかけたらエアコンと照明をまとめてオフ、なんて使い方も可能。夢の自宅スマートホーム化計画が、いよいよ現実のものになるかもしれません。

>> ラトックシステム「smaliaスマートリモコン」

<文/&GP>

 

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