60種類以上のリフィルに対応!カスタマイズできるボールペン【文具のツボ】

■リフィル自在型クリエイティブペン「ORBIT Alpha」

「ORBIT Alpha」は、国内外含め、60種類以上のボールペンのリフィルを、自由に入れ替えられるペンです。「リフィルの入れ替えって難しそう」と思っている人も、一度動作を覚えれば、30秒で入れ替えられるようになります。

まずはペンのヘッドと本体を取り外し、入れ替えるリフィルの長さに合わせてなかの軸を調整。適切な長さに調節するにはちょっとコツがいるので、最初に全部組み立ててしまってから軸の長さを再度調整するのもひとつの方法です。

次に、なかの軸とペン尻をしっかり固定し、リフィルを本体に入れましょう。

ペン先にスプリングを取り付けたら、ヘッドを締めて終了です。これだけで、お気に入りのリフィルを入れた“自分だけのペン”が完成します。

ペン先をしまうときは、回転式のボールペンと同じように、ペン尻を回せばOK。

「ORBIT Alpha」は、“適度な重さ”のあるペンです。そのためペン先が紙から“逃げる”ことがありません。また、独自の構造により重心が本体のほぼ真ん中に据えられているため、軽いタッチで文字を書くことができ、疲れにくいのも魅力です。販売価格は8640円。

 

 

■創り上げる、大人ボールペン「TAKUMI PURE +」

「TAKUMI PURE +」で印象的なのは、さまざまな部品が並ぶ道具箱のようなパッケージ。「TAKUMI PURE +」は、そのパーツの多さからもわかるように、リフィルを交換して“楽しみながら” 組み立てるペンです。

最近は文房具にしてもガジェットにしても、「説明書を見なくてもすぐで使える!」というものが増えました。けれど、ときには「この部品はどこに使うのかな?」と試行錯誤して組み立てるのも、製品の構造をじっくり確認できて楽しいですよ。

それでは、本体の組み立てに進みましょう。本体の先端部分をセッティングしリフィルを入れたら、リフィルを本体内に固定するためのパーツを入れていきます。

▲先端部分を取り付ける

▲リフィルを入れる

▲本体にリフィルを固定するためのパーツを入れる

固定用のパーツに、溝が入ってることに注目してください。このパーツをネジのように締めることで、リフィルを固定します。その際使うのが……

なんと付属の定規。定規の先端を固定ようのパーツに差し込み、ぐるぐる回してリフィルを固定しましょう。

最後にペン尻を取り付けて完成。

ちなみに、「TAKUMI PURE +」ではキャップを組み立てることも可能。組み合わせ方によって、クリップをつけたり、底の部分を丸形やフラットにしたりと、計4種類の組み換えができます。

▲組み合わせ例1:クリップ付き、フラットパターン

▲組み合わせ例2:クリップなし、丸型パターン

まるでプラモデルを組み立てるようにリフィルの交換ができる「TAKUMI PURE+」。「自分だけの1本を作りたい」「文具を“カスタマイズ”したい」人におすすめの一品です。販売価格は9720円。

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(取材・文/神戸紅実子

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かんべくみこ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」に所属。”平成生まれ昭和育ち”ながら、スマホやアプリに関する記事を若者文化に乗り遅れまいと執筆中。東横線ユーザーだが、ときどき中央線沿線にも出没する。

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