【オフィス探訪】エイベックス新社屋ではソファやキャンプセットで仕事ができる!

▲ 1階のエントランスを通り、2階のエントランスへとエスカレーターを上ると、高さ3.5mのブランドロゴ「a」型の立体モチーフが鎮座

特徴的なのが、従来型のオフィスとは全く異なる全席フリーアドレスの執務フロア。コワーキングスペースやレコーディングスタジオ・レッスンスタジオ・映像スタジオもあり、エンタテインメント業界における新しい働き方を実践できるオフィスを目指したそうです。 内装設計やデザインには複数の会社が関わり、フロアごとで違ったイメージでデザインされるというオフィスデザインでは珍しい試みも行われています。

実はもともとは、一般的なオフィスビルを予定していたものの、社長の松浦勝人氏が「社員数が300人ぐらいの時代の活気を取り戻したい」と考えたときに、まったく新しいオフィスにすることになったとか。なんとこれが、完成1年前のこと。

「エンタテインメント業界を取り囲む環境はここ数年で大きく変わっています。お客様にとってはめちゃくちゃ便利で、僕らにとっても新しい可能性もある。この変化に対応するには、組織をスピード感をもって進めたり、ひとりひとりが才能を発揮し、新しいイノベーションを起こす。これがなるべく起きやすい環境にしなくてはならない。社内外のアーティストなど、とにかくいろんな人と混ざり合って、コミュニケーションだったりコラボレーションを行い、そこから新たな事業がどんどん生まれてくる環境を作りたい」(エイベックス株式会社 グループ執行役員 加藤信介氏)

いったいどんなオフィスになったのか。フロアごとにチェックしてきました。

 

■人をだめにするソファやキャンプセットも選べるフリーアドレスオフィス

社員の執務フロアとなるのが、6階から15階。基本的なレイアウトはすべて同じですが、フロアごとに設置されている椅子やテーブルのデザインは統一されていません。各階ごとにテーマが設けられていて、「fun」「cool」など、デザインテーマも異なっています。

▲オフィスフロアの内装プロデュース・設計・構築は岡村製作所が担当。フロア中央にフロア数を書いた柱があるので、いま何階にいるのかはすぐにわかります

▲一部の壁はホワイトボードになっていて、軽い会議ならばすぐに開くことができます。

▲レイアウトだけでなく、椅子とテーブルの高さや質感など、バラエティに富んでいるので、自分にフィットする席を探したくなるかも?

なかでも、最も変化をもたせているのが11階。“Mad + Pure”をデザインテーマに、窓際にはsnow peakの焚火ができる「ジカロテーブル」とチェアなどキャンプ用品があるかと思えば、“人をダメにするソファ“という通称がある「yogibo」が置かれるなど、オフィスよりもリラックスするためのスペースのようなエリアもあり、フロア中央では説明会などを開くこともできます。

▲変わった席なら新たなアイデアも降ってくる?

▲11階は階段状の座席もあり、かなりの人数を集められる設計も

隣の人とコミュニケーションが広まるのはいいけれど、どうしても集中したい日もある。そんな人のために、10階にはその名も「集中エリア」が設けられているそうです。

個人や部署宛の郵便物や宅配便などは、すべて10階のビジネスサポートに集約。配達の連絡などはITを活用して便利に変更していく予定。パソコンや携帯端末の貸し出しを行うPCサポート、旅券の申請・発券ができる旅行ユニット。そのほか、個人の持ち物はすべて各フロアに設置されている個人のロッカーに入れ、コート類は奥の専用スペースに収納。

▲コート類を掛けるスペースの囲いは黒板になっていて、フロアによって違う絵が描かれていた。なぜかお正月仕様…マスコミ業界らしく先取り?

▲個人ロッカーの横にはエイベックスグループ所属のモデルやアーティストの写真をコラージュ

【次ページ】より新しい才能とのコミュニケーションを導く空間づくり

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