[Gear Maniax #115] サイドスイッチでターボモード発動!バランス抜群の良作ライト

ヘッド直径は34mm。SUREFIRE「6PX」よりも先端部では広いのですが、緩やかな末広がり形状のため「6PX」よりも細身に感じます。そして全長が長い。全体のバランスがどことなく目新しい感じがします。

従来ボディ側面にあったmicroUSB給電ポートがテールに移動しました。その関係でスイッチが偏心。移動した理由はよくわかりません。充電中はポートの蓋はゴムカバーで保護されています。USBポート自体は防水仕様なので、開いたままでも問題ありません。ご安心ください。

ただ、泥などが詰まると物理的に差し込めなくなることもあるので、ゴムキャップはこまめに閉めたほうがいいかとは思います。また、濡れた場合は十分に乾かす必要がありますし、接続したままの防水性はありません。

テールキャップの移動に伴い、ボディチューブが2層になったようです。これに伴い、物理的ロックアウトができなくなりした。「MH25GTS」のテールスイッチは単純なON/OFFで、充電電流もスイッチ経由で流れるため、こうした設計の意図は読めません。

また、地味な違いですが、タクティカルリングがアルミ製になり、ネジが切られたものとなっています。ここに高級感を求めて金属製を望む声はあったようなので、良い対応なのかなと思います。

また、サイドスイッチが金属製になりました。デザイン的にも悪くないかな。電池を装填し、テールキャップを締め切ると青色に点滅。点滅回数で電池残量を教えてくれます。青色の発光もかなり明るくて良い感じです。

NITECOREのハンディライトはリフレクタが深いものが多いのですが、この「MH25GTS」もなかなかのものですね。スムースリフレクタ、高い集光性を予感させます。奥に鎮座するのはXHP35HD。今流行のLEDです。HDはドーム付きの仕様を意味します。XHP35のサイズ、好色、配光などはXM-L系とよく似ていると感じます。ただ、明るさはかなりアップしていますけどね。

深いリフレクタを反映して狭い周辺光。そして濃密です。このあたりはほんとよく「XM-L」に似ていると思います。このLED、このサイズとしては集光性は高め。しかしヘッド直径自体が大きくないため、どちらかというと遠距離はパワーで押すライトかな。

10mほど離れると中心光をそれほど感じなくなります。夜間であればこのまま50m以上遠くまでこの感じで飛びます。一般的な使用レンジ、1メートル~数十メートルの範囲ではかなり万能に使える配光かと思います。

NITECOREのライトの多くはMOONモードを備えています。消灯状態から、サイドスイッチを押しながらテールスイッチを押すとMOONにダイレクトにアクセスできるため、夜間視力を保護したい場合には重宝します。一方で、そういう使い方をしない人には不要なモードでしょうね。

LOW:70ルーメン。かなり明るく、ストレスなく歩けます。一般的な用途としてはこれで十分なんでもできるかな。ほどよい集光力のおかげで数メートルまで照らせます。そのほか、MED:240ルーメン、HIGH:950ルーメンのモードがあり、使い分け可能。

点灯中にサイドスイッチを長押しすると一時的にターボモードに。普段はLOWやMEDで行動し、必要に応じてターボで遠距離を確認という使い方ができそう。電池や充電の仕様から見ても、夜間巡回などの業務にはベストマッチかと思います。

スリムでコンパクトで堅牢なライト。前作「MH25」「MH25GT」よりは絶対に良い!と感じるライトです。スリムで精悍なデザインも魅力的ですしね。どこをとってもパワーアップした「MH25GTS」、いかがでしょうか。(アカリセンター価格:1万3542円)

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(文・写真/アカリセンター

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