【ディスカバリー・スポーツ試乗】雪上の走破性能はGood!高級感はどうか?

走破性能にプレミアム感をどこまで求めるのか?

ディスカバリー・スポーツには、ここで試したテレインレスポンスやヒルディセントコントロールの他に、オールテレーン・プログレス・コントロールやアクティブ・ドライブライン、アダプティブ・ダイナミクスなど、オンロードからオフロードまでの走りをサポートする電子制御が満載です。

ランドローバーというブランドの何たるかを知らないと、あるいはよほどコンディションの悪い道を走らないと、これらがどれほど価値のあるものか理解できないかもしれません。

いずれの技術も突き詰めると狙っているところは快適さを失わずに乗員を守る安全のための走行装置だとわかるのですが、それにしてもこれほどのてんこ盛りはさすがにランドローバーならではといったところでしょうか。

少々気になったのは、クルマそのものの作りや装備・機能からして価格が少々お高いのでは?ということ。

ディスカバリー・スポーツ

ディスカバリー・スポーツ

ディスカバリー・スポーツ

ディスカバリー・スポーツはSUVとして常識的な室内ユーティリティー性を備えていました。3列目シートを簡単に格納できて2列目シートを倒してスライドさせると、とても大きな荷室空間が現れます。

2列目シートは背もたれが3分割式なので、人と荷物を上手に乗せたり積んだりすることができます。運転席に座ってインパネをじっくり眺めてみると、わずかですがその作りに価格がひと桁違うレンジローバーに通じるクオリティの高さを感じないではありません。

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エンジンは2リッターにしてはオフロードも走れるクロスオーバーSUVをキビキビと走らせてくれます。乗り心地はもちろんラグジュアリーなレンジローバーなどに及びませんが、カジュアル路線の割りにはなかなか快適です。

ただし、そこに漂うプレミアムな空気がやや希薄。4WDのプレミアムブランドからデビューしたSUVで、ランドローバーらしく電子制御の悪路走行支援装置がたくさん付いているとしても、インテリアはもうちょっと兄貴分のディスカバリーに近づけて欲しかった、という人もいるはず。

このあたりは、ランドローバーというブランドに高級感をどこまで求めるのか、ということでしょう。

 

<SPECIFICATIONS>
☆ランドローバー ディスカバリー・スポーツHSE
ボディサイズ:L4610×W1895×H1725mm
車重:1920kg
エンジン:1998cc 直列4気筒 DOHC ターボ
最高出力:240PS/5500rpm
最大トルク:34.7kg-m/1750rpm
駆動方式:フルタイム4WD(アクティブ・オンデマンド・カップリング)
トランスミッション:9速AT
サスペンション:前後ともコイルスプリング+マクファーソンストラット
タイヤ/ホイール:235/55R19/8.0J×19
価格:590万円

(文/鈴木良広)

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