我が家にルンバが必要か分からなければ一度レンタルしてみるといいかも

■2週間お試しして購入を検討できる

筆者にとってもルンバやブラーバは憧れのお掃除家電。しかし、「ひとり暮らしには贅沢すぎるかも」と思い、購入しないまま今に至ります。また、いきなり購入して「やっぱりいらなかった」と思うのも怖い…。

その点、「Robot Smart Plan+」には「おためし2週間コース」というプランがあり、機種ごとに定められた料金を支払えば、2週間自宅で実際に使用できます。

▲上位モデルになるほど料金は高くなる。「ルンバ643」「ブラーバ ジェット 250」なら1800円(税別)でレンタル可能

申し込みは公式パートナーの「レンティオ」のサイトから行う仕様。会員登録を済ませてお届け日を選び、決済すればあとは届くのを待つだけです。ちなみに貸出時も返送時も送料は無料。万が一、不注意で壊してしまっても、自己負担は最大2000円までの補償も付いています。

▲通常は14泊15日のレンタルだが、1日300円を支払えば延長できる

到着した「ルンバ i7+」と「ブラーバ ジェット m6」をさっそくセットし、スマホにアプリをインストール。なお、8月末にアプリは大幅にアップデートされ、ソファやテーブルなど特定の家具を自動認識できたり、利用者が清掃エリアをアプリ上で指定できたりと、さまざまな機能が追加されています。

筆者が試したのはアップデート前なのですが、それでもルンバとブラーバが掃除するスペースを認識していることがよくわかり、ベッドの下など自分ではなかなか掃除しなかったような場所もきれいにしてくれるのには大満足! 掃除を終えるとダスト容器のゴミを自動で排出してくれるなど、「ロボット掃除機って手入れが面倒かも」と思っていた不安は解消されました。

▲清掃を終えると自動で充電台に戻ってくる。フローリングメインの部屋なら、スイッチを押すだけで勝手に掃除してくれて便利

我が家でルンバを使っていて問題となったのは、「段差」と「毛足の長いラグ」でした。古い建物なので部屋と部屋の間に引き戸があり、その敷居が高くて上手く部屋を横断できないことがわかりました。ルンバは2cm程度の段差なら越えられるのですが、どうやら筆者宅では少し厳しいようです。

▲この敷居が我が家の課題に。フラットな造りでないと複数の部屋で使うのは難しそう

部屋を自力で行き来できないのであれば、複数の部屋の間取りを自動学習する「Imprintスマートマッピング」は筆者の家庭には必要なく、もう少し手頃な価格のエントリーモデルを導入するという選択肢もありそうです。

また、ソファの下に毛足が長めのラグを敷いており、これに引っかかってしまうことが何度かありました。完全にフローリングになっている場所や、毛足の短い絨毯は問題なかったので、筆者がルンバを使うにはラグの買い替えを検討したほうが良いことがわかりました。

こういった問題点は実際に使ったからこそわかるポイントで、Robot Smart Plan+のおかげだといえます。もし購入する機種に悩んでいる人は、気になる機種を使い比べるのもアリです。

今回、ルンバについては機種を考え直そうという結果に至りましたが、ブラーバ ジェット m6はかなり満足できる使い心地でした。ジェットスプレーで床を綺麗に拭き掃除してくれるうえに、ラグを敷いている場所を検知して避けるなど、家の中は素足で過ごすことの多い筆者宅ではありがたい存在になりました。

▲玄関の段差も落ちずに、室内だけを掃除してくれた

ただし、拭き掃除はキッチンメインなので、これも「Imprintスマートマッピング」ほどの機能は持て余すことに…。「ブラーバ390j」か「ブラーバ ジェット250」が筆者宅には合っていそうです。

 

■長期レンタルで試すのもひとつの手

Robot Smart Plan+には、「おためし2週間コース」と「あんしん継続コース」の2種類があります。今回筆者が利用したおためし2週間コースは、2週間という期限がありますが、そのまま継続して使うのであればあんしん継続コースを契約するといいでしょう。

おためし2週間コースの利用後にあんしん継続コースを申し込むと、お試し2週間コースの料金は全額キャッシュバックされ、あんしん継続コースの月額料金も1か月無料になります。さらに、3年継続利用すれば所有権がユーザーに移転するため、4年目以降の費用は掛からず、6か月以降は返品可能。6か月以内に解約する場合は、機種に応じた違約金が発生するので注意してください。

また、おためし2週間コースの利用後に「アイロボット公式オンラインストア」で購入すると、レンタル料金は全額キャッシュバックされるんです。使い終えてから購入を決心した際は、公式ストアでの購入も候補に入れて考えましょう。

▲実際に使ってみて、自動でゴミ容器を空にしてくれるのが便利だったが、クリーンベース自体もそれなりに場所をとることもわかった

ルンバやブラーバの購入の決め手に悩んでいる人にとって、「Robot Smart Plan+」は救世主ともいえるサービス。自分に合ったお掃除ロボットを見つけて、掃除の省エネ化しましょう!

>> アイロボット

 

<取材・文/今西絢美

今西絢美|「おいしいものナビゲーター」として、調理家電や食に関する記事を執筆。フードツーリズムマイスター、唎酒師の資格も持つ。ウェブサービスやアプリのトレンドも絶賛追跡中。コンテンツ制作会社「TEKIKAKU」取締役。

 

 

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