【トラベル体験記】赤・白・ビオから松ヤニまで?ギリシャで満喫ワイン旅行!

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若手生産者が頑張っています

 

ギリシャワインは20年前くらいから徐々に変化の兆しを見せ、特にこの10年で大きく変化し、生産者たちは世界のワイン市場を意識するようになってきました。

畑の管理に重点を置き、最新の醸造設備の導入など、世界レベルの品質重視の取り組みが、国外での経験を積んだ若手生産者を中心に見られます。オーガニックやビオへの転換も増えており、自然環境との調和を取り入れたバイオクリマティック(bioclimatic)をコンセプトとしたワイナリーなども登場しています。

 

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品質の向上で国際コンクールの受賞歴も増え、また、世界のトレンドである在来品種の人気もあいまって、ギリシャワインは、世界が注目するワインのひとつとなってきました。

ギリシャ人的「ワインの楽しみ方」

 

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ギリシャの人々にとって、ワインのない食事はありえません。食事とともに楽しめる、飲みやすいワインが求められます。何かが突出して強すぎるワインや、アルコールが高くてヘビーなワインは好まれません。

ギリシャのワインは輸出よりも国内消費が多く、輸出はわずか2%。輸出はあまり意識せず、自分たちが楽しむことが第一!そのため、品質が良く、コストパフォーマンスに優れたものが多いのが、ギリシャワインの特徴です。

ギリシャの家庭では、前菜、サラダ、メイン料理まで、すべての料理が一気にテーブルに出されるため、どんな料理とも相性がいいワインが求められます。

「だから、ギリシャワインはどの国の料理にもよく合う」と、ギリシャ出身のマスター・オブ・ワイン、C.ラザラキス氏の談。

 

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コンスタンティノス・ラザラキスMW

 

今回、ギリシャで色々飲みましたが、ギリシャワインは日本の食卓にも馴染みやすいものが多いと思います。日本にもいくつか輸入されていますので、見つけたら気軽に試してみてください。カベルネやシャルドネなどの国際品種もありますが、せっかくなので、ギリシャの在来品種で本場の味を堪能してみてはいかがでしょう。

※取材:2016年5月

(取材・文/綿引まゆみ

わたびきまゆみ/ワインジャーナリスト

わたびきまゆみ/ワインジャーナリスト

ワイン専門誌や料理系雑誌での記事執筆をはじめ、日本ソムリエ協会webサイトのコラムなどを執筆。ワインセミナー、トークショー、海外のワインコンクール審査員など、幅広い活動を行なっている。チーズプロフェッショナル、ビアソムリエ、コーヒー&ティーアドバイザーの資格も所有。スイーツ好き。

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