SFデザインに惚れた!Edifier「QD35」レビュー。音質も結構いいぞ

■LDACコーデックによるハイレゾワイヤレス対応の高音質サウンド

デザイン重視のBluetoothスピーカー…と思いきや、オフィシャルな説明は「充電ができる定格出力40Wの光るワイヤレス対応スピーカー」となっています。なぜ?と思ってしまうところですが、実は機能面でも相当多機能なモデルなんです。

まず押さえておくべきポイントは、バッテリーを内蔵しない据え置きタイプのBluetoothスピーカーだという点。たしかに本体サイズは263x165x133mmとポータブルと呼ぶには大きい。だからこそインテリアにもなるデザインが重要です。

▲貨物コンテナのようなリブ付きの天面には“EDIFIER”のロゴ入り

▲ボタン類はアナログのノブ式。上から入力切り替え、音量、ライトエフェクトの明るさ調整

フロントバッフルに取り付けられたスピーカーは、直径約76mmの3インチユニットとツィーターによる2ウェイで、合計40Wのアンプで駆動。その筐体内部のメカニカル感ある構造が光るところがカッコイイ…。

▲クリアカラーのバッフルに2ウェイユニットを搭載

さらに。高効率なGaN(窒化ガリウム)充電器搭載で、据え置きスピーカーのオマケとしてスマホ充電もできる設計です。

▲左側は充電用ポート。USB-AとUSB-C端子を搭載

音楽リスニングの接続のメインはやはりBluetoothによるワイヤレス。SBCのほかハイレゾワイヤレスのLDACコーデックにも対応する高音質設計で、LDACコーデックはアプリから有効にできます。

▲背面にはUSB-A、3.5mmステレオミニジャックの入力も搭載

と、実に多機能なEdifier「QD35」ですが、やっぱり気になるのは“音質”。

AndroidスマホをBluetoothで接続しハイレゾワイヤレスのLDACコーデックで音楽を聴いてみると、音質もなかなかハイレベル。

本体サイズ大きめ、3万円弱という価格に見合った、低音だけでなく全帯域しっかり深みのある表現力豊かなサウンドです。

▲大型筐体を生かした余裕の高音質サウンド

例えば、YOASOBI『三原色』を聴いてみると、歌声は高域まで伸びてキツさがないし、低音のパンチ強めなだけでなく中域厚め楽器の音も情報量でカバー。BTS『Dynamite』もハイキーの歌声が伸びるし、唸るような重低音までバランス良く聴かせるオールラウンダーです。

▲イコライザやライティングの変更などが可能な「Edifier Connect」アプリ

サウンドはアプリからEQでカスタマイズ可能です。モノラルのスピーカーなので音の広がりは狭めですが、30畳のリビングを余裕でカバー。

あと面白い機能として、アプリ内に“睡眠音楽”が収録されていて、夏の虫の声や打ち寄せる波の音、雨音などを手軽に流せるなど、使い方を広げてくれます。

そして、Edifier「QD35」の魅力でもあるLEDイルミネーション。アプリからは単色で色を選べるほか、点滅、閃光が走るようなライティング、音楽に連動など合計10の発光パターンも用意されています。

▲色も発光パターンもカスタマイズ可能

この、単純に音楽に合わせてピカピカ光るだけじゃないバリエーションの豊富さとセンスの良さ。ここがEdifier「QD35」を特別な存在にしています!!

そして冒頭にも話した「これ、ウチのインテリアにマッチするかな…」という部分について。僕の自宅で、背景の異なる場所に置いてみました。

▲ちょっとクールなコンクリ壁の前にて。プレーンなホワイトのLEDで演出すればアリかなと

▲ヴィンテージ系インテリアの棚に設置。相性はほどほどですが、LEDをオレンジ系にするとやや落ち着きます

「見た目が最高にカッコイイ!!」という理由でレビューしてみたEdifier「QD35」ですが、予想外にサウンドの作り込みも良く、3万円弱という価格も納得。デザインと音質が揃うこだわりのBluetoothスピーカーを探している人にはイチオシの一台です!!

>> Edifier

<取材・文/折原一也

折原一也|1979年生まれ。PC系出版社の編集職を経て、オーディオ・ビジュアルライター/AV評論家として専門誌、Web、雑誌などで取材・執筆。国内、海外イベント取材によるトレンド解説はもちろん、実機取材による高画質・高音質の評価も行う。2009年によりオーディオビジュアルアワード「VGP」審査員/ライフスタイル分科会副座長。YouTube

 

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