約10万円ながら安く入手する方法もアリ! ちょっとだけ進化した「Xperia 10 VIII」を使ってみた

■カメラの撮影画質はナチュラル

背面カメラは超広角(約1300万画素/F2.4)+広角(約5000万画素/F1.9)の2眼。望遠カメラは搭載していませんが、広角カメラのセンサーの中央で捉えた画像を切り出す形で、光学2倍ズーム相当の画質でも撮影可能。デジタルズームは最大6倍。前面カメラは約800万画素/F2.0。これらのスペックも前モデルから変わっていません。

▲カメラは超広角+広角の2眼

スマホのカメラは、実際に見えるよりも鮮やかな色で写ることが多いのですが、Xperia 10 VIIIは本来の色に近いナチュラルな色調で写る印象。映える写真を撮りたい人は物足りなく感じるかもしれません。

▲超広角(0.7倍)で撮影

▲広角(1倍)で撮影

▲広角(2倍)で撮影。いずれもリアルに近い色で写った

▲室内でスイーツを撮影した作例。明るく鮮やかな色で写った

▲夜景は明暗バランスが良く、黒が締まる印象

しかし、ユーザーの好きな色味で撮影できる「ルック」という機能を搭載。9種類のルックから選択でき、動画撮影にも有効。画像に効果を加えるフィルターではなく、色温度や明度、彩度などの細かい設定で、趣が変わる仕組み。好みのルックが見つかったら、常にそれに設定して撮影してもいいでしょう。

▲ルックは、カジュアル(Daily、Aqua、Cherry、Pure)、クリエイティブ(Natural、Vivid、Film、Nostalgic、Bright)の全9種類から選べる

▲撮影した写真や動画をつなげて、簡単にオリジナル動画を作成できる「Video Creator」も引き続き搭載

 

■Xperia 10 VIIIを買うべき人は? 安く買うには?

Xperia 10 VIIIの魅力は、コンパクトなサイズと普段使いに十分な機能を備えていること。現在、ミッドレンジのスマホを使っていて、大きさや重さが気になっている人は検討してみるといいでしょう。

すでにXperiaを使っている場合、Xperia 10 VIIからは進化が乏しいので、乗り換えは禁物。その前のXperia 10 VIから乗り換えた場合は、基本性能が向上し、カメラの性能も若干高くなるので検討の価値あり。3年前に発売されたXperia 10 V以前の機種からの乗り換えであれば、より満足度は高いでしょう。

Xperiaは2023年にXperia 5 Vを発売して以来、Xperia 5シリーズの後継機をリリースしていません。Xperia 5シリーズもコンパクトなので、そこからXperia 10 VIIIへの乗り換えを検討する人もいるでしょう。しかし、Xperia 5シリーズはハイエンドなので、パフォーマンスの安定性やカメラの性能はXperia 10シリーズとは大きな差があります。Xperia 5 VからXperia 10 VIIIに乗り換えると、物足りなく感じる恐れはありそう。ですが、筆者の感覚では、現在のミッドレンジは4〜5年前のハイエンドに近い性能を備えています。Xperia 5 IV以前の機種からの乗り換えであれば、検討する価値はあるかなぁと思ったり、思わなかったり…。

なお、Xperia 10 VIIIは通信キャリアも取り扱っています。各キャリアでの一括価格は下記の通り。

ドコモ:10万6040円
au:9万8800円
ソフトバンク:10万4400円

各社では分割払いで購入し、2年使ったあとに端末を返却することで、分割残金の支払いが免除され、実質的な負担金を軽減できるプログラムを利用できます。例えば、auで他社から乗り換えて購入し、「スマホトクするプログラム+」を利用した場合の実質負担は2万2047円(特典利用料を含む)、ソフトバンクで他社から乗り換えて購入し、「新トクするサポート+」を利用した場合の実質負担は2万2024円(特典利用料を含む)。購入コストを抑えたい人は、それらのプログラムの利用も検討するといいでしょう。

>> ソニー「Xperia 10 VIII」

<取材・文/村元正剛(ゴーズ)>

村元正剛|iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

 

 

 

【関連記事】

◆どれも10万円以下!「脱iPhone」にオススメのAndroidスマホ6選
◆「iPhone 16 Pro」から「iPhone 18 Pro」に機種変して満足できた7つのポイント
◆カメラ性能とサイズ以外の差は小さい? Google Pixel 11シリーズはどれを買うべきか

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする