小型LEDランタンの先駆者!ゴールゼロ「ライトハウスマイクロ」がキャンプ界隈を席巻する納得の理由

【理由①】 充電式LEDランタンの中でもコンパクトでとにかく軽い

「ライトハウスマイクロ」を語る上で一番最初に言及したいのが、そのサイズ感。

手のひらに収まるサイズ感で、とにかく軽い。収納場所にも困らず、軽いのでオートキャンプだけじゃなく徒歩キャンプやバイクキャンプなど、どんなスタイルにも使える最強のLEDランタンのひとつと言えます。

▲低山ハイキング+キャンプ時のランタンとしても丁度いい。ザックのトップリッドのポケットに忍ばせておけるちょうどいいサイズ感

「ライトハウスマイクロ」が定番になる以前、2010年前後にはすでにアウトドア用LEDランタンが普及し始めていましたが、しっかりと光量がとれるものはガソリンランタンを多少小さくしたくらいの、大型のサイズがほとんど。

当時は乾電池を使用したものが主流で、それもサイズが大きい理由のひとつだったように思います。

▲カラビナを使用すればテント内のループやハンギングチェーンに吊るすこともできる

今ではコンパクトなLEDランタンが当たり前になっていますが、それでも「ライトハウスマイクロ」の軽量さは際立っています。同等スペックのランタンと比べてもかなり軽量な印象があります。

藤井さんによれば、これは「使用されている素材の性能の違い」によるとのことで、「ゴールゼロは世界的にも信頼されているLG社のハイクラスな素材を採用しているから」なのだそうです。

 

【理由②】サイズ感からは想像できない蓄電性能の高さ

また、これだけ小さく軽いのに、電池持ちが非常に高いのも人気の理由でしょう。

私はソロキャンプ時には「ライトハウスマイクロ」をメインランタンとして使用していますが、最大光量でも1泊2日は余裕で持ちます。2泊3日でも、半分の光量であれば余力を残すくらいの蓄電性能です。

▲バッテリーの残容量は本体上部の青ランプで確認可能

「こんなに小さいならどうせ大して電池持ちもしないだろうけど、この価格だから!と思って使ってみたら、いい意味で期待を裏切られました」と話すのは、キャンプ歴12年のKさん。

10年近く前にとある大手アウトドアショップで見つけて購入して以来、愛用し続けているのだそう。

みなさんも思い出してほしいのですが、10年近く前のモバイルバッテリーって、そんなに電池持ちが良くなかったですよね。国内メーカーの乾電池型蓄電池はともかく、そもそもモバイルバッテリー自体がまだまだこれからという時代。

▲バッテリー容量は2600m/Ah。参考までに一般的なスマホは3000〜3200m/Ah程度

そんな時代に生まれた「ライトハウスマイクロ」。正直、私もなにも期待していませんでした。

Kさん同様「これで使えたらめっけもんだなぁ」程度の期待値で買ってみたら、ご存知の通りの性能でノックアウト。購入してから10年近く経ちますが不動の一軍ギアです。最近もうひとつ追加で購入して、仕事現場に必ず持っていくようになりました。

給電方法もユニークで、底面にUSBコネクターが付いており、直接USB端子に差し込むスタイル。多くのLEDランタンの給電方法がケーブルを用いるのに対して、端子直差しで充電可能というのも面白い。この給電方法が賛否両論分かれがちな部分ですが、ケーブルをわざわざ持ち歩く必要性がなく、手軽に使えるので個人的には大満足の仕様です。

ちなみにこの仕様にも関わらずしっかりとした防水設計になっています。「電源装置内はIPX6の認証を受けた生活防水仕様になっていますので、突然の雨でも安心してご使用頂けます」とのこと。

IPとは2003年に国際電気標準会議で決められた精密機器への保護性能を示す国際規格。IPX6は防滴防水の上から3番目のランク。強い水流をあらゆる方向からかけられても内部を保護する性能があると評価された製品、ということを示しています。

 

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